最近のキャビシミュIRのトレンドは“ダイナミック”なのかい?
いやぁ何だか分からないですけど、ダイナミックなんちゃら技術という言葉をよく目にする様になりました。
これまでのIR(インパルス・レスポンス)より進化したモノであるのは分かります。名前通り、よりダイナミックでリアルな反応を返してくれるんでしょうな(笑)。
最初にこの技術(ネーミング)を搭載したのはUniversal AudioのOXだったと思います。ダイナミックスピーカー・モデリングですね。
そして次は多分Celestionだったかな。オリジナルキャビシミュソフトのSpeakerMix ProとDSR(ダイナミックスピーカー・レスポンス)が現在の主力ソフトウェア製品です。
個人的にCelestionの製品をセール待ちしていたのですが、気付いたらTwo notesもダイナミックなDynIRなるものに完全移行しとりまして(笑)、Wall Of Soundユーザーである私的にはそらぁ試してみたくなるってもんでございます。
という事で今回は「DynIR超簡単お試し音比較大会」です!
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使用機材
- Gibson LesPaul 1957 Gold Top
- Synergy Amps HBE module
- MOTU UltraLite Mk3
- Studio One 4
- BIAS Amp2 + Wall Of Sound
録音に使用した機材と接続順です。まぁ前に一度IRテストの記事の時に上げた音源なので環境は全く同じ。Wall Of Soundをアップデートしたら全てがDynIR仕様になったので、比較するには必然的に同じ音源を使わざるを得ませんでした。
BIASはパワー部のみを、キャビネットはWall Of Soundを使用しています。
ソフトウェア側のセッティングはほぼそのまま、同じキャビでの比較はもちろん、新たに購入してみたDynIRもおまけに付けときます。
音比較
新旧音源を比較しやすいように並べる事にしました。ガッツリ歪ませているのでダイナミックな変化は感じられないかも知れません(-_-;)。
44.1kHz/16bitのWAVファイルを貼っ付けてます。
①BIAS(BE100HG)+Brownyback(SM57+R121)
おわかりいただけただろうか…(笑)。全く同一の設定なので、コレが一番正確な判定が出来るとは思うのですが、如何せん難度高し(-_-;)。
コード弾き辺りの違いが分かり易いか。
②BIAS不使用、Wall Of Soundのみ
この2つはパワー部もWall Of Soundを使用。厳密にはキャビモデルが違うので正確な評価は難しいですが、①よりも違いが分かり易い?か。EQとかしてないからね。
上のBIAS有りと聴き比べてみるのも面白いよね。
③旧Celestion IR vs 新DynIR
では最後にオマケ。スピーカー忘れちゃったけど(笑)Celestionの旧IRのフルマイクセッティングと、新しくゲットしてみたVictoryのDuchess212キャビの対決!
ここは純粋に聴いて下さいスミマセン。
でもVictoryキャビ、全てデモってみましたが、中々良いですよ。今回入手したのはこれだけですが、他のモノもそのうち手を出すことになるでしょう。
最後に、演奏下手でごめんね。
終わりに
いかがでしたでしょうか?いつも言っちゃってますけど非常に分かり辛いですな(笑)。すんませんですホントに。でも個人的にはDynIRの感触は良好です。
ギター宅録のためのキャビ/スピーカーシミュレーター、完全にCelestion一択だった気持ちがここに来て急変しました。
SpeakerMix Pro魅力的なんですけど、割引きされた体でも$199と結構高いんすよ。そして私が知る限り、セールにかかった事がありません。
お安くなるのを待ってたらTwo notesが追随していてこれは嬉しい誤算。人気を博しているTorpedoシリーズを生み出した会社ですから他社の躍進を黙って見ている訳ないよね~。
既に所有していたWall Of Soundも無料アプグレ対応だったので経済的にも大変有難いです。って事で、私は今後浮気をしない事をここに誓います!(笑)。
キャビシミュはTwo notesに決めた。
https://www.two-notes.com