オーディオインターフェイス特集「behringer(ベリンガー)」

DTMやるなら避けては通れない機材、オーディオインターフェイス。中々買い替える機会の少ない機材かと思います。気付けば私の使用している相棒もかなりのお年寄り。

2020年を迎え「色々進化してるんだろうなぁ~」なんて思いながら最新事情を探ってみると、案の定魅力的な製品で溢れておりました。

今回は令和になっても「安くて良いものを」というブレない姿勢が素晴らしいベリンガー製品をピックアップ。旧仕様のモノより更に安くなってるんだけどどうなってんだ(笑)。

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behringer オーディオインターフェイス

ベリンガーはドイツの音響機器メーカー。何と言っても低価格がウリ。
プロ仕様のミキサーなどを手掛けるMIDAS(マイダス)と業務提携しており、今回ご紹介するオーディオインターフェイスのプリアンプもMIDASが設計。音質面においての向上が図られています。

UMC22

BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC22
BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC22

  • プリアンプ : MIDASデザイン×1
  • 入力端子 : XLR/TRSコンボ(Mic/Line)×1、TRSフォン(Inst)×1
  • 出力端子 : TRSフォン(Line Out)×2、ヘッドフォン×1
  • ファンタム電源 : +48V switchable
  • サンプルレート : 16bit、32/44.1/48 kHz
  • ダイナミックレンジ : 100dB(Aウェイト)
  • 電源 : USBバスパワー
  • サイズ : W163 × H46.45 × D125 mm、500g

2イン2アウトのエントリーモデル。MIDASプリアンプを搭載した最もお安いモデル、というか価格破壊クラス(笑)。機能は必要最小限、能力的にも物足りない部分は確かにあります。

動画配信とか、そういった用途にはもしかしたら良いかも知れませんね。

UMC202HD

 BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC202HD
BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC202HD

  • プリアンプ : MIDASデザイン×2
  • 入力端子 : XLR/TRSコンボ(Mic/Line/Instrument)×2
  • 出力端子 : TRSフォン(Line Out)×2、ヘッドフォン×1
  • ファンタム電源 : +48V switchable
  • サンプルレート : 24bit、44.1/48/88.2/96/176.4/192 kHz
  • ダイナミックレンジ : 110dB(Aウェイト)
  • 電源 : USBバスパワー
  • サイズ : W170 × H46.45 × D125 mm、500g

2イン2アウト。MIDASマイクプリアンプを2基搭載。両インプットにLINE/INST切り替え、PADスイッチを搭載。ヘッドフォンの出力調整も可能になっています。

現在では標準となっている高解像度、24bit/192kHzにも対応しているこれぞ真の“宅録エントリーモデル”。見た目的にも安っぽさは感じられず、機能面から考えてもマジで驚異的な価格です。

UMC204HD

BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC204HD
BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC204HD

  • プリアンプ : MIDASデザイン×2
  • 入力端子 : XLR/TRSコンボ(Mic/Line/Instrument)×2、TRS(Inserts)×2
  • 出力端子 : TRS(Main Line Out)×2、RCA(Playback Line Out)×4、ヘッドフォン×1
  • ファンタム電源 : +48V switchable
  • サンプルレート : 24bit、44.1/48/88.2/96/176.4/192 kHz
  • ダイナミックレンジ : 110dB(Aウェイト)
  • 電源 : USBバスパワー
  • サイズ : W185 × H46.45 × D130 mm、600g

2イン4アウトでMIDI IN/OUTも背面に搭載。UMC202HDと比べモニター機能を強化。モニター及びステレオ/モノラルの切り替え、入力信号のミックスバランスの調整が可能。

MIDIやインサート等、使用用途に合わせてモデル選択が出来るのは有難いですね。インサートがあるのは魅力的だ。いやぁ~、毎回言っちゃってますがこの価格で良いのかい?ベリさん(笑)。

UMC404HD

BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC404HD
BEHRINGER ( ベリンガー ) / UMC404HD

  • プリアンプ : MIDASデザイン×4
  • 入力端子 : XLR/TRSコンボ(Mic/Line/Instrument)×4、TRS(Inserts)×4
  • 出力端子 : TRS(Main Line Out)×2、XLR(Main Line Out)×2、TRS(Playback Line Out)×4、RCA(Playback Line Out)×4、ヘッドフォン×1
  • ファンタム電源 : +48V switchable
  • サンプルレート : 24bit、44.1/48/88.2/96/176.4/192 kHz
  • ダイナミックレンジ : 100dB(Aウェイト)
  • 電源 : USBバスパワー、電源アダプター
  • サイズ : W292 × H45.81 × D130 mm、1.2kg

4イン4アウト。豊富な出力端子を備えメインアウトはXLR端子でも接続可能。電源供給方式もUSBバスパワーだけでなくアダプターにも対応。皆様のレビューを見るとかなり多目的に使えそう。

ちなみに上位機種にはラックマウントが可能な18イン20アウトのUMC1820もあります。気になる方はチェックしてみて下さい。

▼behringer(株式会社エレクトリ)
https://www.electori-br.jp/products/category/202/1.html

終わりに

やっぱりベリンガーは庶民の味方って感じで好感が持てます。

旧仕様のモデルは“安かろう悪かろう”的なレビューも散見されましたが、現行品であるU-PHORIAシリーズの評判は上々のようです。

このシリーズ自体結構前に発売されたものなのでそろそろニューモデルが出そうな気もします。低価格路線を崩さず品質を高めていくという難題に挑む企業姿勢には頭が下がる思いです。

それではオーディオインターフェイス特集第一回はこれにて終了。第二回でお会い致しましょう!