コレスキ!TECH21 OMGを語ってみる。

その壱、自宅弾き
その弐、小型チューブアンプヘッド使用
その参、レスポール&テレキャス持ち
その四、未熟(笑)

そんな私がお届けして参りますエフェクターレビュー、というか生き残ったペダル紹介。これまで試したペダルは数知れず、売っては買っての繰り返し。気付けばプレイよりもサウンドの方に興味が行ってました(今もか^^)。

真空管アンプやキャビネットを手に入れ、主役にも裏方にもなれるエフェクターに益々ドハマり。なんて素敵なアイテムなんでしょうか(笑)。おかげでいつも金欠です。

今回ご紹介するOMGはかなりのお気に入り。その魅力が少しでも伝わればいいな♪

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TECH21 OMG

⇒ To Sound House
⇒ To Sound House

OMGはリッチー・コッツェンのシグネイチャーペダル。公式にはオーバードライブとありますがサウンドの質感から個人的にはディストーション括り。

  • フルアナログ回路
  • 非対称クリッピング
  • クラスAシングルパワー管アンプの歪み
  • タイト&レスポンスが速い

これらが特徴であるとあります。

▼オールアクセス
http://www.allaccess.co.jp/sansamp/omg

コントロール部

LEVEL(音量)とDRIVE(歪み量)は他のペダルと同様そのまんま。TONEとGIRTHで音色を整えますが、これが非常に使い勝手が良いです。

TONE

まず、TONEは高域調整用でマックスがフラット、左に回すほど高域が減衰していく仕様です。聴感上マックスだとフラットというより結構トレブリー。調整幅が広く様々なアンプにアジャストしやすい高域コントロールだと思います。

GIRTH

次に見慣れないGIRTHノブ。直訳すると”胴回り”という意味で中域の調整を行えます。12時の位置がフラットで右に回すとブースト、左でカットになります。
単なるミドルというより感覚的には音の芯、太さを増減できる感じです。上げていくと音量もアップしていきます。

TONEとGIRTHはかなり効きが良く強力に補正が可能です。

BOOST

最後にBOOST。最大28dBのプリブーストとなっていてゲインアップができ、単体での使用も可能です。
特徴的なのは低域をプラスする事。OMGは基本的にスッキリとしたサウンドなのですが、BOOSTオンでファットになります。出音によって常時オンという使い方も全然アリですね。

サウンド

まずは短いデモ演奏をば。私もレスポールがメインですのでうってつけのん見っけ!OMGの基本ライトなサウンドの感じがよく現れてます。ゲイリーなのに(笑)。

正直な使用感

まず私が思うOMGの最大の武器は、汎用性の高さ、これにつきます。

家弾きですが過去様々なアンプを使用してきて、その全てのアンプで満足いくサウンドが出せたのはコレだけ。この点においては名機Riotにも勝ります。

次に出音ですが、レンジはそれ程広くなく適度なコンプレッション感があります。これはトランスペアレントなオーバードライブと並べて弾くと顕著に分かる部分です。
また、DRIVE9時辺り迄のローゲイン設定だと6弦のモコつきが気になります。これはアンプ側のボリューム量によって変わるかと思いますが、この辺の感触がやっぱディストーションなんですよね。

個人的には、DRIVE10時~11時辺りを基本とし、ブースト量で色々なディストーションサウンドを作るのがお気に入り。他のペダルの音色も素直に受け止める懐の深さもあるので、違うペダルでブーストするのも激オススメです!

現在メインのアンプは中域モッコリなVictory AmpsのSheriff22ですが、OMGは毎度の如く己が仕事をこなしております。まったく頭が下がる思いです(笑)。

まとめ

生き残ったペダルたち、第一弾、いかがでしたでしょうか?^^

超個人的な環境下における有用なエフェクターとして、今回はOMGをご紹介させて頂きました。

一流のギタリストのために作られたモデルですからモノとしては間違い無い。歪みの質感が好みで求めている物と合致しそうなら、是非一度お試し頂きたい一品。

コントローラブルで幅広い対応力を持った、音抜けの良いディストーションペダルです。

ほんと、コレ好き!