コレスキ!J.Rockett Audio Designs ANIMAL OD

生き残った愛すべきペダルふたつ目。

今回ご紹介するのは、J.Rockett Audio Designsにブランド名が変わる前、Rockett Pedals時に発売された「Animal OD」。私が所有しているのはブラックボディの中期型。

プレキシサウンドを狙ったオーバードライブです。現在プレキシを謳うペダルは数多あり私も色々試しましたが、その質感の再現性の高さで見るとAnimal ODはかなりのものだと思います。

真空管アンプに近い挙動をする所謂”アンプライク”なペダルで扱いやすいとは言えず、良い意味での”古臭さ”を纏った出音も万人受けはしないでしょう(笑)。

少々マニアックなAnimal OD、その魅力をお届け!

ANIMAL OD

1968年製プレキシアンプのサウンドを基にしたペダル。Sheriff22というこれまたプレキシを基にした真空管アンプを所有していますが、出音傾向や歪みの質感などはまぁ~そっくり。

Rockett Pedals時の初期型は赤色、J.Rockett~とブランド名変更に伴い黒色に、現行品はTour Seriesとしてラインナップされておりコンパクトなモデルとなっています。

▼J.Rockett Audio Designs
https://rockettpedals.com

 

コントロール部

旧モデルはSnarlという音色切り替えスイッチを搭載。他、見慣れたノブが配置されていて直感的に操作できそうなんですが、少し癖があり慣れるというかしっかり理解できるまで時間がかかりました。

Volume / Gain

ボリュームが音量でゲインが歪み量、相互作用がありアンプの様な操作感が特徴だと思います。

ボリュームマックス、ゲインゼロのクリーンブーストセッティングでは音量はバイパス時とほぼ同じ。ゲインは増えませんがこの時点でAnimal ODのフレイバーをしっかり加味する事ができます。ガッツリ歪んだアンプやディストーションペダル等の前段で踏むと非常に気持ちいいです。

歪みの作り方はゲイン単体よりボリュームとセットで考えた方が幅が広がると思います。ボリュームを上げ気味に設定する事で音圧感は増しますし、ゲインを微調整的に使用する事でアンプサウンドを活かした音作りが可能です。真空管アンプに使うことで威力を発揮するのではないでしょうか。

ボリュームとゲインのバランス次第で色んなアプローチができるというのを、このペダルが教えてくれました(笑)。

※Snarlスイッチオフの感想です。

Treble / Bass

EQは2バンド、トレブル(高域)とベース(低域)です。どちらも効きが良くこれまたアンプライクな操作感で、両者の合わせ技で音色を作っていく感覚があります。

Animal ODは基本ダークなサウンドなので、アンプにもよりますがトレブルは上げ目になるかと。逆にベースは12時でも太く感じますので下げ目に設定するのが良いかな。
高域、低域どちらかをある程度音決めしてから、もう一方を調整するとバランスはすぐ取れると思います。そこから両者微調整でバッチリですね。

私、2バンドEQ侮ってました(笑)。低域補正が出来るのはかなり有用ですし、ミドルが無いのが逆に音作りがしやすい。私の様な横着者にも優しい操作感で素敵だ!

Snarl Switch

現行モデルには無いボイススイッチで、音色を変えることができます。トグルスイッチ上側でオンになり、マニュアルでは”改造プレキシサウンド”とあります。

オンにすることで音量とゲイン、サスティーンが増加し、出音はローミッド辺りに厚みが出てファットになります。ただしノイズもオフ時に比べて大きくゲイン2時辺りから特に気になる感じですね。ゲインアップしてもメタルは無理です(笑)。

個人的にはオフ時のオープンなサウンドが大好きなんですが、Snarlスイッチ無しの現行品のサウンドがどうなのかちょっと気になります。

 

サウンド

色んなギター、設定でプレイしてくれているコチラの動画が非常に分かり易い。空間系とか使ってますが、私が弾いて感じるサウンドの質感とほぼほぼ同じです。

Animal ODはプレキシ系ペダル。基本的にファットでダークな出音です。ただブースター的用途だと毛色が変わります。EQの設定が後段のアンプやペダルによく反映され、こもる事無く高域も強調可能です。

単体のドライブペダルとして積極的に歪みを作るのも有りですが、アンプをボリュームブーストしたりゲインを足したり、EQで色付けをしたりといった”プリアンプ”的使い方が最高だと感じます。

マイフェイバリットアンプ、同じプレキシサウンドを謳うVictoryのSheriff22との相性は抜群です!ホント彼らは親友です(笑)。

 

まとめ

生き残ったペダル紹介第二弾はJRADのAnimal ODでした。

J.Rockett Audio Designsと言えばやっぱりケンタウルス系の「Archer」が有名でしょう。その印象があまりにも強烈なので他のペダルが埋もれてしまっている感が無きにしも非ずです。

決して安くはないんで多くは試したことがありませんが、Dudeというオーバードライブを弾いた時に感じた空気感のある音というかアンプに近い出音はAnimal ODも同じく、JRAD特有のものがあります。
これはもう弾いてみないと分からない感触ですので、アンプライクという意味がよく分からない人が安易にネット購入したりすると気に入らない可能性が高いと思います。(私も何度失敗したか^^)

Boingというリバーブペダルも持ってるんですが、私はJRADが多分好きだな。ケンタウルス系(Gold)のペダルは他ブランドのものを一つ所有しているので見送ってきましたが、Archerを無性に試してみたくなってます。

ってことでAnimal OD、オススメとは言いませんよ(笑)。

ABOUTこの記事をかいた人

nanasi

知識ゼロから、WordPressで音楽サイトを構築すべく、現在も悪戦苦闘中。名前も画像も、コロコロ×2変えながら、徐々に形になっていく様もお楽しみ下さい^^ 投稿は週1くらいのマイペース。慌てずまったりと楽しみながら、末永く続けていきたいと思っとります!