歪みペダル雑感 ④ ~終わりなき旅も終わる?~

ダメよダメよと言いながら、やっぱり買っちゃう歪み系。

何だかんだと「歪みペダル雑感」も4回目に突入してしまいました!ただし、今回でお終いになる可能性があります。いや、きっと・・・多分(笑)。

自身満足いくオーバードライブを求めていた事もあり、そこに焦点を当てていたハズなのですが、ラインナップを見ると少し欲張り感が見て取れますね(-_-;)。デカイ箱ばかりです。

ちなみに我がこだわりは・・・

  • ゲイン高め
  • 刻める!
  • クランチグッド
  • ローノイズ

という我がまま感満載。ボリューム追従性が高いに越したことはありませんが、今はゲイン幅を求めているので、そこは大目に見ないとね。

いつも言ってますが、自宅弾きの感想でございます。
音出しはキャビシミュの「Torpedo CAB」、チューブアンプ「Albion GS12C」を使用してます。

※2019年、当時の恥ずかしい感想を残しつつ追記あり。

真・エフェクター雑感<歪み編>

Carl Martin Plexitone

カール・マーティンのマーシャル系ペダル。Plexiの名を冠したエフェクターは数多く発売されていますが、最も似ていると世間でも評判の高いものです。

歪みはクランチ、ハイゲインと2チャンネル、ブーストスイッチもあります。私が入手したのは電源直付けの旧仕様のものではなく、新仕様のもの。もしかしたら音に違いがあるかもしれませんね。

音の印象としては、実音に空気感がまとわりついている様な感じで、広がりがあります。実際の真空管アンプのスピーカーから出る音までもエミュレートしている、とでも言いましょうか。
これが意外と曲者で、使用アンプやキャビネットで合う合わないがあると思います。EMMAのReezaFratzitzのように実音がハッキリ前に出るものと違い、コントロールが難しく感じました。

所有アンプ「Albion GS12C」では望んだサウンドは出せず、シミュレーター経由でも同じく。好みに依る所が大きいかと思われますが、私の様な自宅弾きが扱えるようなペダルでは無かったということか(笑)。

大出力アンプでガツンと鳴らす、プロフェッショナルなエフェクターでしょうね。

 

Tech21 Hot-Rod Plexi

Plexitoneに続いてのPlexiペダル(笑)。本国アメリカにて限定発売された際、即売り切れになったというペダル。Tech21はOMGがお気に入りで、以前からツバはつけてました。

当たり前ですが、Plexitoneと同じ系統の出音です。ただこのHot-Rod Plexiはあまり歪みませんし、歪ませたくなりません。Driveを上げていくとコンプ感が強まり、どんどん奥まった音になっていきます。ノイズもデカい。

ザクザク刻むのは厳しく、括り的には完全オーバードライブ。ボリュームの追従性はPlexitoneに及ばず、使える歪み幅も中途半端。更にToneとPunchによる音作りはシビアで、ピンポイントを狙わないといけない。

なんかいいとこ無しな感じですが、シミュレーターで使うと結構面白い音になるんです。キャビをGreenbackやVintage30にし、Driveは12時くらいまでのクランチに抑えると、ずっと弾いていたくなるような中毒性の高いものになります。

私の環境の場合、使用場面は限定的ですが、代わりになるものが現れない限り手放さないと思います。

※追記(2019)
プレキシに対する幻想が凄い時期(笑)。マーシャルの上位機種ですんげー歪みを生み出すみたいなお馬鹿なイメージ。実際はそんな歪まないんですよね(-_-;)。このペダルは改造サウンドも模していますが、その音は嫌いだ。当時の感想通り、プレキシはクランチが最高だと思います。

 

LunaStone Wise Guy

元TC Electronicsの技術者が新たに立ち上げたブランド「LunaStone」のオーバードライブ。

“ダイオード・クリップではなく本物のアンプで使用されるカスケード接続を採用”とあり、何だか凄そうですがよく分かりません(笑)。チューブライクな歪みペダルとのこと。

こちらのWise Guyはクラシックなヴィンテージ系の音を狙ったものです。OD1、OD2と切り替えができ、後段ブースターも搭載。OD2の方が歪みが増し、コンプ感も追加されます。ブースターは12時がユニティで音量を下げる使い方も可能です。

新しい技術のペダルというのは確かで、これまで弾いてきたペダルとは質感が異なります。音の粒の一つ一つに膨らみがあり、太い衣に覆われている印象です。かといってLowが強い訳ではなく、刻むとパコパコしてしまいます。ヴィンテージ系ということで、音は全体的に引っ込み気味ですね。

コードを弾くと、1音1音均整のとれた非常に美しい響きになります。ただ、この高すぎる均一性は、人によっては「平坦だ」と感じてしまうかもしれません。

特筆点はボリュームを絞った時で、よくある「カスカス」した音にならず、綺麗なままクリーンまで落とすことが可能です。そして私の環境ではノイズが全くありません!これは素晴らしい。

表裏一体がハッキリしているペダル、そんな印象ですね。

 

LunaStone Big Fella

同じくLunaStoneの2in1ペダル。スイッチの並び、機能ともWise Guyと同じ。出音はWise Guyの様な個性は無くスッキリ系。このBig Fellaはより歪むペダルです。

このペダルは、LunaStoneが提唱する「True Over Drive」初号機。Wise Guyと歪みの質感は同じです。公式サイトでは「ハイゲイン」とありますが、実際はそこまでゲインが高いとは感じません。

音の粒に飽和感があるのはWise Guyと同じで、Lowの感じも一緒。故にコチラも刻みが物足りないと感じてしまいます。和音は均一性があり美しく、コードワークに向いてる気がします。ボリュームを絞った感じもWise Guyと同じく非常に優秀です。

刻めるオーバードライブ、という私の様な無茶な要望が無ければ、Big Fellaは素直な出音で超ローノイズ、中々に優秀なペダルだと思います。

好みのオーバードライブを見つけるため、思い切って「Session」さんでレンタルも試みました。
JRAD「Dude」、Mad Professor「Royal Blue OD」と「Sky Blue OD」の3つ。
どれもトランスペアレント系でありながらよく歪むと評判のものです。求めていたのは、上から下までしっかり歪み、刻む事も可能なゲインを持つもの。結果、全て満足いくものではありませんでした。
この時点で半ば諦めかけていましたね・・・。

 

J.Rockett Audio Design Animal OD

突如、彗星の如く現れたペダル。オーバードライブ探しに行き詰まりを感じていた中、YouTubeで動画サーフィンをしている時に偶然見つけました。

動画の音を良さげに感じ、詳細をチェックしてみると、コチラもマーシャル系でした(笑)。”1968年のプレキシサウンドを目指したペダル”とのこと。
Carl Martin「Plexitone」、Tech21「Hot-Rod Plexi」に続くプレキシラッシュ!

そしてコイツは、我が欲望を完全に満たしてくれました!

このペダルの基本的な音質はローファイで、いい塩梅のコンプ感があります。だからといってモコモコしたりせず、音はしっかりと抜けてきます。アンプライクなペダルって「こもる」という印象を抱いてしまうのですが、Animal ODは何とも不思議な出音です。

Snarlスイッチオンで歪みとコンプ感が増し、オーバードライブ感を損なわずザクザク刻むことが可能。しかし、オフ時のオープンなサウンドが堪らなく良く、基本オフりっぱなし。ゲイン幅も広く、絞り切るとクリーンになります。
ただゲインを9時くらいに設定した歪みの質感は個人的にいまいち。ゲインを12時~に設定し、ギター側のボリュームを絞ってゲインを落とした方が自然な感じになり、グッドです。

ノイズ耐性はそれ程高くありませんが、現時点のマイベストオーバードライブです。

▼おまけで、短い動画を載せておきますm(__)m

※追記(2019)
これは今でも所有。当時と変わらずお気に入り。単体の歪みとして使用する事はあまりありませんが、ブースターとして非常に優秀です。特にマーシャル系のアンプとの相性は抜群。アンプがクランチだろうがハイゲインだろうがプリアンプ的にコントロールが可能。

 

320design Brown Feather

ここに来てまさかのBrown Feather!私自身購入するとは思ってませんでした(笑)。

ディストーションはずっとTech21 OMGを使ってました。OMGはお気に入りなんですが、Animal ODのローファイなキャラクターとの相性がどうにもよろしくない。

OMGはハイファイで明るいサウンドキャラクター。トーンを絞ってハイを落とすと、OMGの美味しい部分もスポイルされてしまう印象を受け、Animal ODのベストフレンドを探すことに。

これはすぐピンときましたね。このBrown Featherを弾いたことがあったので^^
他を色々試すのも面倒くさかったので、当たりの付いたコレをすぐ購入しました。

予想通り、Brown FeatherとAnimal ODの相性はバッチリで、結果、ボード内にハイゲインチャンネルとクランチチャンネルが見事に出来上がりました^^ノ

Brown Feather自体有名で人気があるので、私の様な者がとやかく言うのはヤメときますが、エディー好きじゃなくても1度試してもらいたいディストーションペダルです。素晴らしい!の一言。

※追記(2019)
この辺りでようやく自分が一番好きな音がどんなものなのか分かり始めた感じです(遅っ!)。出音カラーは好きなのですが、トーンコントロールが難しいですね。あと一歩思い通りにならない歯がゆさがあります。八方美人なペダルではなく一貫した音を持っている男のペダル。

 

総評

今回ご紹介したペダルは大きいサイズのものばかり。

前はOneControlの様なミニサイズのものが好きだったのですが、OvaltoneのQ.O.O.や、Tech21のOMGを弾いてきて、やはり箱の大きさによる懐の深さみたいなものが、出音にも現れている気がします。

私はシミュレーターをメインに音出しをしているので、特にそう感じるのかも知れません。歪みは完全エフェクター頼りですので。ただPlexitoneの様に更に大きな広がり感のあるペダルは、私の小さな環境では持て余してしまいました。

Animal ODに出会えたことで、現状出したいサウンドは出せるようになり激しく満足。マーシャル系ということで、万人にオススメすることは控えますが、J.Rockett Audio Designは他のペダルもちょっと弾いてみたくなりました。

ということで、私の歪みペダル探しの旅は、終焉!
・・・だといいな(笑)。

出口が変わればまた始まる旅かもしれません。ただ好みが大きく変わる事は無いでしょうし、それなりにバリエーションある歪みペダルもゲットできたので、買い漁る様なことはもう無いでしょう。

それでは今回はここまで。Bye,Thank You!

ABOUTこの記事をかいた人

nanasi

知識ゼロから、WordPressで音楽サイトを構築すべく、現在も悪戦苦闘中。名前も画像も、コロコロ×2変えながら、徐々に形になっていく様もお楽しみ下さい^^ 投稿は週1くらいのマイペース。慌てずまったりと楽しみながら、末永く続けていきたいと思っとります!