小さくて音が良い自宅練習用アンプってありますか?

A : あります!

って事でまたしても私の好きなギターアンプの特集。今回は最新の自宅練習用のコンボアンプに焦点を当て、個人的に買っちゃいたいと思ったものを厳選してみました。

今の家用アンプって音的にはおそらくどれ選んでも満足に足るデキではないかと思います。となればサイズであったり、音色やエフェクト数、拡張性など機能面の方を重視した方が良いお買い物ができそうな気がします。

こう言うとジジィ感丸出しですが、良い時代になったもんだなぁ~。全部ラックに積ませてよ!(笑)。

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自宅練習用アンプ

YAMAHA – THR10Ⅱ Wireless

 YAMAHA ( ヤマハ ) / THR10II Wireless ギターアンプ
YAMAHA ( ヤマハ ) / THR10II Wireless ギターアンプ

  • 出力 : 20W / 15W(バッテリー駆動時)
  • ワイヤレス機能 : Line6 Relay G10Tトランスミッター(別売)が必要
  • Bluetooth機能搭載
  • 電源 : ACアダプター、充電式バッテリー(駆動時間約5時間)
  • サイズ : W368×H183×D140 mm / 3.2kg

YAMAHAの人気アンプ、THRシリーズの2代目にして新製品。外観が変更、ワイヤレス機能を搭載。電池駆動を廃止し充電可能バッテリーを内蔵。アプリTHR Remoteと連携すればより多くのサウンドを使用可能です。

正直言っちゃいますよ…、見た目だせぇ(笑)。個人的には前の方が好きだなぁ。まぁ、それはさておき、ワイヤレス搭載モデルはバッテリー駆動も可能なのが良いですね。何故かワイヤレス非搭載モデルはバッテリーも非搭載で、おまけに旧モデルのように電池も使えません。

シールドレス環境を構築するためには別途出費が必要なのが難点ですが、出音は間違いなし。

▼YAMAHA
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/amps_accessories/thr-ii/index.html

VOX – Adio Air GT

 VOX ( ヴォックス ) / Adio Air GT
VOX ( ヴォックス ) / Adio Air GT

  • 出力 : 50W / 5W(電池駆動時)
  • オーディオ・スピーカーとしても使用可
  • Bluetooth機能搭載
  • 電源 : ACアダプター、単3電池×8(駆動時間約8時間)
  • サイズ : W360×H163×D165 mm / 2.9kg

見よこのオシャレな外観!リスニング用スピーカーとしての品の良さを纏っております(笑)。サイズ感はTHR10Ⅱに近く、操作系統もそっくりです。Airとありますがワイヤレス機能は無し。

画像では見えませんが背面に手の差込口があります。電池駆動にすれば取り回しは楽々ですが、電池が8本も必要かつ、出力が5Wまで落ちてしまいます。家用だと逆に有難いかも、ですけど。

ソフトウェア(Tone Room)を使用する事でより楽しめるようになるのはYAMAHAと同じ。出音も確認しましたが、凄く良い感じ。

▼VOX
https://voxamps.com/ja/product/adio-air-gt/

BOSS – KATANA-AIR

 BOSS ( ボス ) / KATANA-AIR ワイヤレスギターアンプ
BOSS ( ボス ) / KATANA-AIR ワイヤレスギターアンプ

  • 出力 : 30W / 20W(電池駆動時)
  • ワイヤレス機能 : トランスミッター(WL-T)付属
  • Bluetooth機能搭載
  • 電源 : ACアダプター、単3電池×8(電池寿命約7~10時間)
  • サイズ : W350×H181×D144 mm / 2.2kg

BOSSの刀アンプシリーズの自宅練習用モデル。実は私、KATANA-MINIを持っていまして、このワイヤレス搭載モデルにはかなり興味があります。KATANA-HEADのサイズ感をイメージしていたので敬遠していたのですが、実際はかなり小さかった(-_-;)。

トランスミッターが標準付属、最大12時間の連続使用が可能との事。スペック上電池駆動時間も問題なく、完全ワイヤレス環境にストレスなく移行できそうですね。ただスタンバイ状態での電池消耗が激しいという気になる意見もあります。

▼BOSS
https://www.boss.info/jp/products/katana-air/

Positive Grid – Spark

 Positive Grid ( ポジティブ グリッド ) / Spark
Positive Grid ( ポジティブ グリッド ) / Spark

  • 出力 : 40W
  • スマートジャム、オートコード機能搭載
  • Bluetooth機能搭載
  • 電源 : ACアダプター
  • サイズ : W350×H180×D190 mm / 5.2kg

BIAS Head、BIAS Miniに続くPositive Gridのリアルアンプ。最近は実機にも力をいれている印象。高い評価を受けているデジタルサウンド技術をリアルアンプ化する試みは非常に面白いと思います。

Sparkはリズム隊生成やコード表示といった練習補助機能が充実していますが、まだ発展途上という感じで完璧ではないという意見もちらほら。基本的にはアプリ必須のアンプの様です。

まさに次世代の練習用アンプといった感じでしょうか。でも個人的には中途半端な事はせず、もう実機側のコントロール部全てとっぱらってもいいような気がします(笑)。

▼Media Integration
https://www.minet.jp/brand/positivegrid/spark/

DV MARK – LITTLE JAZZ

 DV MARK ( ディーブイマーク ) / LITTLE JAZZ
DV MARK ( ディーブイマーク ) / LITTLE JAZZ

  • 出力 : 60W(4Ω) / 50W(8Ω)
  • スピーカー : 8インチ×1
  • コントロール : 3バンドEQ、リバーブ搭載
  • 入出力端子 : AUX IN, Headphone Out, XLR Line Out, Speaker ON/OFF SW
  • サイズ : W268×H268×D262 mm / 6.9kg

最後はちょっと本格的なDV MARKのコンボアンプ。12インチスピーカー搭載のJAZZ 12と共に、評価が非常に高いアンプです。キューブなボディが何とも愛らしいではありませんか!(笑)。

最近、山口和也さんの動画でも登場したので知ってる方も多いと思います。ペダルフレンドリーなアンプみたいなので、マルチエフェクターの土台としても活躍できるのではないでしょうか。

ヘッドホンアウトやラインアウトを装備しているのが何気にポイント高いですね。欲しいッス!

▼Pearl Music
https://pearl-music.co.jp/dvmark/product/combos/1036/

終わりに

今年はコロナの影響で楽器の開発や生産、流通も鈍化している感じを受けますが、楽器業界、なんとか踏ん張って頂きたいです。

個人的に本気で購入を考えていたOneControlのBJF-S100や、SynergyのEcstasyモジュールも結局いつ入手できるか分からない状況となっていて、めっちゃ残念。

ただそれならそれで物欲センサーは違う獲物に反応しちゃうから困ったもんだよまったく(笑)。良さそうな家用の練習アンプが沢山あるんだもん。そら遊んでみたくなりまっせ!

取り敢えず今回チョイスしたアンプはどれも魅力的なので、無意識でポチっている可能性もあります。何となく精神的にも閉塞感を感じているので、たまにゃ~刺激を与えなきゃね!