私現在、Synergyプリアンプを使用しており、更なる機材の小型化を計るためパワーアンプの導入を検討中。…というかすぐにも欲しい!(笑)。
近年、ギター用パワーアンプの需要が高まってきているのは容易に想像がつきます。
私の様なプリアンプ使いはもちろん、マルチプロセッサーやKemperをメイン機材としているプレイヤーは多く、Neural DSPのQuad Cortexも発売間近ですしね。
今回、私自身買う気満々でギター用パワーアンプを厳選。選抜条件は“サイズ”と“価格”。どちらもスモールな方が有難いよね♪
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パワーアンプ
Electro-Harmonix
44 Magnum
- 出力 : 44W
- インピーダンス : 8/16Ω
- 電源 : 24VDC
- サイズ/重量 : W72×H110×D50 cm / 200g
ペダル型パワーアンプの超ロングセラー品。1ボリュームのチューブアンプの様な挙動で、ボリュームを上げていく程歪んでいきます。
音色調整はBrightスイッチのみという非常にシンプルなパワーアンプ。本体はペダルサイズながら、電源アダプターが本体並みの大きです(笑)。
▼Kyoritsu Corporation
https://kcmusic.jp/ehx/44-magnum.html
PLAYTECH
GPA-100
- 出力 : 190W(4Ω)/120W(8Ω)/60W(16Ω)
- インピーダンス : 4~16Ω
- 電源 : AC100V 50/60Hz
- サイズ/重量 : W163xH110xD62mm / 0.8kg
サウンドハウスのオリジナルブランド「PLAYTECHプレイテック」がやってくれましたよ。価格の安さはもちろん、電源内蔵、EQ装備というのが素晴らしい。
画像だとペダル型に見えますが実際はもう少し大きいですね。手持ちの機材だとTorpedo Captorを一回り小さくしたくらいかな。それでも十分コンパクトですけど。
これは人気出るんじゃないかな。欲しい方は在庫がある内にイっといた方がええ気がする。
Mooer
Baby Bomb 30
Mooer Baby Bomb 30 30W ミニサイズ パワーアンプ
- 出力 : 30W
- インピーダンス : 8~16Ω
- 電源 : 24VDC
- サイズ/重量 : W42 x D93.5 x H52 mm / 144g
44 Magnumにクリソツながら、より小型なのが魅力のMooerのペダル型パワーアンプ。サイズ的にはこれが世界最小でしょうね。ただやはり本体よりもデカいアダプターが付属します。
WARM/BRIGHTスイッチにて高域特性を切り替える事が可能、MASTERは真空管アンプの挙動の様に12時辺りから歪みが加わっていく仕様です。
Tube Engine
- 出力 : 20W
- インピーダンス : 8/16Ω
- プリ管 : 12AT7(ECC81)×1、12AX7(ECC83)×1
- パワー管 : EL84(6BQ5)×2
- サイズ/重量 : W335xD203xH91mm / 約5.3kg
こちらは真空管を搭載した20Wパワーアンプ。デジタル機材を多くラインナップするMooerが出してきたアナログ機材。
Hi/Lowふたつのゲインセッティング、プレゼンスコントロール装備、ラックマウント可能といくつか特徴がある中、やはり真空管フレイバーを加味できる点が最大の魅力。
マルチエフェクター等デジタル機器と組み合わせるのが最良。
▼Lep International
https://www.lep-international.jp/search?q=Mooer
ORANGE
Pedal Baby 100
【限定ギグバッグ付】ORANGE Pedal Baby 100
- 出力 : 100W(8Ω)/70W(16Ω)
- インピーダンス : 8/16Ω
- コントロール : Bass, Treble, Volume
- サイズ/重量 : W30xD19.5xH7.7cm / 3.2kg
パッと見でどこのブランドか分かるこのオリジナリティはやっぱ凄いなぁ。Orangeが出したこの100Wパワーアンプは可搬性抜群でライブプレイヤー向け。
2バンドEQは12時の位置でオフになる仕様。背面端子類は非常にシンプルで、ラインアウトやエフェクトループ等はなく、あるのはスピーカーアウトのみ!
▼Kurosawa
https://www.kurosawagakki.com/orangeamps/product.html
Seymour Duncan
PowerStage 200
SEYMOUR DUNCAN / Power Stage 200
- 出力 : 200W
- コントロール : Level, Phones Volume, Bass, Mid, Treble, Presence, CAB Sim(On/Off), EQ(On/Off)
- 電源 : 100-240AVC 50/60Hz
- サイズ/重量 : W157xD127xH63.5mm / 1.3kg
セイモア・ダンカンのソリッドステートパワーアンプ。シリーズ的には3種類あり、200W仕様のこちらのみ唯一国内正規品として流通中。ユニバーサル電源採用だからだろうなぁ。
非常に多機能でもはや普通に“アンプ”ですコレ(笑)。EQもキャビシミュもバランスアウトも装備。コンセプト的にペダルとの親和性を謳っていますので、出音は極めてクリーン。
現代ギタリストのニーズをほぼほぼ満たしてくれる凄いヤツ。
PowerStage 170
Seymour Duncan PowerStage 170 [並行輸入品]
- 出力 : 170W
- インピーダンス : 4~16Ω
- コントロール : Level, Bass, Mid, Treble
- サイズ/重量 : W127xD133xH72mm / 910g
ダンカンの初代パワーアンプであるPowerstage170。正直言っちゃいますね…、
ワシはコレが欲しいんじゃッ!!
何すっ飛ばしてくれてんですか(笑)。発売以来ずっと待ってるんスよ。サイズ感が良く、出力も16Ωだと約40Wくらいとバランス最高なんですよぉ。
直輸入品なら買えますけども…悩んじゃう。
▼Seymour Duncan
https://www.seymourduncan.com/products/pedal-amps
終わりに
ギター用のパワーアンプというと、Fryetteのパワーステーションが頭一つ抜けている感がありますが、サイズと価格を考慮し今回は除外。
個人的本命はずっとダンカンのPowerstage170…だったんですが、圧倒的なコスパを誇るプレイテックのGPA-100に浮気心が芽生えています。
アンプ系の機材って基本的にステージ使用を想定し作られているものがほとんどなんで、私の様な家弾き用に最適なものって中々無いんですよねぇ(笑)。
今回集めたパワーアンプも出力的には持て余すものばかりですが、諦めず色々試行錯誤を続けて自宅最高を目指し続けたいと思います!