コスパ最強ブランド「Laney」の最新アンプシリーズ。旧モデルのCUBシリーズが人気を博し、その正統後継機が今回ご紹介する、その名もCUB-SUPER!
ラインナップ的には前機種とまったく同じで、コンボタイプが2機種、ヘッドタイプが1機種、キャビネットが2種類あります。
リアルチューブサウンドへの第一歩は、こいつで決まりだ!!
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Laney CUB-SUPERシリーズ
アンプ
CUB-SUPER10
- 出力 : 6W
- チャンネル : 1ch
- プリ管 : 12AX7×2
- パワー管 : EL84×1
- コントロール : Volume, Treble, Middle, Bass, Gain, Boost
- スピーカー : 1×10 HH Custom Designed Driver
- サイズ : H339×W373×D212 mm / 9.6kg
このシリーズでもっともコンパクトなコンボアンプ。出力6W、搭載真空管はプリ管2本、パワー管1本です。サウンドハウスさん間違ってますね(-_-;)。
小型ながら背面にはエフェクトループがあります。背面の端子の種類は基本的に旧機種を踏襲している感じです。
出力6Wなので家用向けに思えますが、爆音は必死(笑)。このモデルのみアッテネート機能非搭載。ボリュームの感度によっては家では扱い辛いかも…。
CUB-SUPER12
- 出力 : 15W/1W
- チャンネル : 1ch
- プリ管 : 12AX7×3
- パワー管 : EL84×2
- コントロール : Volume, Reverb, Treble, Middle, Bass, Gain, Boost
- スピーカー : 1×12 HH Custom Designed Driver
- サイズ : H399×W430×D233 mm / 11.7kg
12インチスピーカーを1発搭載したいわゆる標準コンボ。旧機種より僅かではありますがコンパクトに。1Wでの運用も可能なのでコチラの方が家向き、かも。
搭載しているリバーブは「Black Country Customs Secret Path」という同社のリバーブペダルのスプリングリバーブアルゴリズムを使用している模様。
コスパ最強!と言わざるを得ない(笑)。はじめてEL84管の音を知るならもうコレでしょ。
CUB-SUPERTOP
- 出力 : 15W/1W
- チャンネル : 1ch
- プリ管 : 12AX7×3
- パワー管 : EL84×2
- コントロール : Volume, Treble, Middle, Bass, Gain, Boost
- サイズ : H230×W430×D176 mm / 7.5kg
CUB-SUPER12のヘッド版。将来的にスピーカー遊びしたい方や、スタジオ等に持ち運ぶマイアンプとしての運用を考えてる方はこちらがオススメ。
8~16Ωのスピーカーに接続可能。これはこれで当然良いアンプヘッドだとは思うのですが、コンボとの差別化というか、ヘッド独自の機能とかあっても良かったんじゃないかと個人的には思ったりします。
キャビネット
CUB-112
- 許容入力 : 50W
- スピーカー : 1×12 HH Custom Designed Driver
- インピーダンス : 8Ω
- サイズ : H430×W520×D230 mm / 10.4kg
CUB-SUPERTOPの相棒、としか言いようがない(笑)。オープンバック仕様です。
ただねぇ~、本音言っちゃっていいかなぁ…。例えSUPERTOPを手に入れたとしても、あえてコレを選ぶ必要性を感じないんですわ。
搭載スピーカーもコンボと全く同じでいて、こっちの方がデカイという。それならコンボ買った方が断然良いっしょ(-_-;)。セレッションとか積んでたら特別感出たと思うんだけどなぁ…。
ただ箱がデカい分、鳴りは当然変わると思います。
CUB-212
- 許容入力 : 100W
- スピーカー : 2×12 HH Custom Designed Driver
- インピーダンス : 8Ω
- サイズ : H430×W700×D230 mm / 13.8kg
12インチスピーカーを2発搭載したキャビネット。横置きだけでなく縦置きにも対応。使用目的に沿うのであればこいつはオススメですね。もう、安い!
箱目当てでゲットするのも良い気がする(笑)。キャビネットってサイズ的にマッチするものって中々無いんですよねぇ。音質度外視、ガワ狙いってのもアリじゃないかな?
終わりに
旧モデルと比較して一回り分くらい価格は上がっていますけど、それでも現状コスパ最強チューブアンプはこれだといっても過言では無いLaney CUB-SUPERシリーズ。
見た目もよりスマートな外観となり、部屋に置いてても映えそう。個人的な感覚ではありますが、幅が50cmを超えると圧迫感が生じると思っているので、このサイズ感は本当ナイスです。
デジタルアンプやモデリングアンプが何を基にしているかと言えば、言わずもがな真空管アンプです。この価格で真空管アンプデビューできるとは今はほんに良き時代ですな(笑)。
特にCUB-SUPER12は、初心者の方にもオススメの小型真空管コンボアンプだと思います。