アイ、アム、家弾き!!
…のくせに現在は真空管アンプを使用しております。Vinetoneのアッテネーターをかまし実用に耐え得るサウンドにはなっていますが、妥協すべき点が多々あるのは事実。
色々試しましたが、やはりマスターを12時以上に設定しなければ真空管アンプは本領を発揮しませんね。家だと1W+アッテネーターでようやく達成できる感じ。
そんなこんなで今興味が沸いているのがソリッドステートのアンプヘッド。コンボは沢山ありますが実はヘッドタイプは意外と少ないんですよ。スピーカー遊びが好きな自分にとってやっぱヘッドがイイんだよねぇ。
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ソリッドステートアンプヘッド
興味あるものを沢山ピックアップして購入候補をストックしとこうかと考えていたのですが、残念ながら我が希望に沿うものはあまり見つけられず。
私の求めるものはいつも通り小型、そして二桁いかない価格。機能面では3バンドEQを搭載しておりダイレクトアウトがあれば尚良し。できればクリーンと歪みの2ch仕様が望ましいが特化タイプでもまぁいいかな。
DV MARK
DV Micro 50 Ⅱ
- 出力 : 50W(8Ω) / 60W(4Ω)
- チャンネル : 2ch(Clean/Drive)
- コントロール : Clean(Level, Bass, Mid, High), Drive(Drive, Bass, High, Level), Reverb
- 端子 : AUX, Phones, Speaker Out, Send, Return, FSW
- サイズ : W20 × H7 × D22.1 cm / 1.9kg
この分野の先駆け的存在のDV MARK。50WのMICROシリーズ、250WのLITTLEシリーズと豊富なラインナップがあり、多くのシグネイチャーモデルも存在します。
こちらは大ヒットした「DV Micro 50」の後継機。現時点で国内発売は確認出来ておりません。背面のラインアウトがエフェクトループに変更されている点が旧モデルとの大きな違い。
奥行きがあってイメージより大きく感じそう。歪みも中々良い印象ですが如何せん購入自体困難な現状。
DV Micro 50 M
- 出力 : 50W(8Ω) / 60W(4Ω)
- チャンネル : 2ch(Clean/Drive)
- コントロール : Clean(Level, Bass, Mid, Hi), Drive(Drive, Bass, Hi, Level), Reverb
- 端子 : AUX, Phones, Speaker Out, Send, Return, FSW
- サイズ : W20 × H7 × D22.1 cm / 1.9kg
DV Micro 50のゲインアップ版、といった位置付け。クリーンチャンネルはペダルフレンドリーな設計、ドライブチャンネルはメタルプレイも可能な程の歪みを生み出せるとの事。
ただドライブチャンネルのEQにMidが無いので、ゴリゴリのドンシャリサウンドとかは出せるのか疑問。動画で確認する限りぶっとい歪みで個人的には好印象。
DV MARKのアンプヘッドは種類も豊富で価格も手頃、良い仕事してくれてます!
Quilter
101 Reverb
- 出力 : 50W
- チャンネル : 1ch
- コントロール : Gain, Limiter, Bass, Mid, Treble, Reverb, Master
- 端子 : FX Loop, Phones, Speaker Out
- サイズ : W21 × H8 × D14 cm / 0.9kg
小型、超軽量を実現した本格的なアンプヘッド。フェンダー系のクリーンには定評があり、あまり歪まないモデル。ペダルとの親和性についても好意的な意見が多く汎用性も高そう。
専用のキャビネットにドッキングさせてコンボアンプ化が可能な事、リミッター搭載など独自機能も面白い。エフェクトループ端子が前面にあるのが何気に便利そうですね。
以前から注目していたアンプですが、唯一ダイレクトアウトが無い事が個人的には残念な点。
Tone Block 202
- 出力 : 200W
- チャンネル : 1ch
- コントロール : Gain, Limiter, Bass, Mid, Treble, Reverb, Master, Voice(FRFR/FULLQ/VINT), SIG Out(Line/H-Phone)
- 端子 : FX Loop, SIG Out, Speaker Out, Direct Output
- サイズ : W21.6 × H8.3 × D18.4 cm / 1.4kg
Quilterの200シリーズの現行機種では最新モデル。出音傾向は101と同じくフェンダー系でがっつり歪むタイプではありません。こちらもペダルフレンドリーと謳われております。
3種類のボイシングで出音を変化させる事ができ幅広い音作りができます。SIG Outはマスターのプリ、ポスト出力を選択可能となっており、背面にはDIアウトも搭載されています。
使い方次第で色んな可能性を秘めている多機能なアンプですね。ちょっとコレ欲しいかも(笑)。
One Control
BJF-S66
- 出力 : 30W(16Ω) / 66W(8Ω) / 100W(4Ω)
- チャンネル : 2ch
- コントロール : Master Rhy, Master Lead, Lead Boost, Gain, Treble, Bass, Mid, Reverb Rhy(Decay/Level), Reverb Lead(Decay/Level), Tremolo(Depth/Speed), Bright SW
- 端子 : Foot SW(Tremolo/Channel/FX Loop/Fs P3), Output(Speaker/Preamp Out), Effects Loop
- サイズ : W26.5 × H11.8 × D10.3 cm / 1.62kg
One Control初のアンプヘッド。もちろんビヨン・ユール氏設計。型番にもある通り1966年製のブラックフェイス期フェンダーアンプにインスパイアされ制作されたモデルです。
これは既に大ヒットしており、新たな定番アンプとして君臨しそうな勢いを感じます。2ch仕様、3バンドEQ、エフェクトループ、リバーブにトレモロを搭載してこのサイズ、素晴らしい。
BJFと銘打たれるだけで圧倒的な安心感を感じてしまうのは私だけでしょうか(笑)。
BJF-S100 (?)
フェンダー系アンプを出したなら絶対に・・・、なんて独り思っていたらやっぱやってくれましたね!現時点では詳細は不明ですが、新たな製品情報を入手。
ギタリストの山口和也さんが「Music China 2019」にて出展された様々な新製品を紹介してくれている動画があるのですが、その中でOne Controlの新しいアンプをタメシビキされています。
長いタイトルですがリンクを貼っておきます↓
MooerにBlackstarにOne ControlにHotoneにLINE6…ギター&ベース関連の超最新機材目白押し!アジア最大の楽器ショウ「ミュージックチャイナ2019」でタメシビキしてきた!
One Controlブースは8:15くらいから始まります。S-66と同じサイズでブラックの外観。まだプロトタイプの様ですが、2ch仕様のマーシャル系アンプでプレゼンスとディレイを搭載。
型番はBJF-S100との事ですが、DSL100をモチーフにしてるのかな?にしても良い歪みです。発売は来春辺りを予定している模様で今から楽しみじゃ♪
Hughes & Kettner
Black Spirit 200
HUGHES&KETTNER / Black Spirit 200 ギターアンプヘッド
- 出力 : 2/20/200W
- チャンネル : 4ch(Clean,/Crunch/Lead/Ultra)
- コントロール : Master, Presence, Resonance, Sagging, Noise Gate, Treble, Mid, Bass, Volume, Gain, Channel SW
- 端子 : Phones/Line, AUX, FX Loop, MIDI, DI Out, Speaker Out
- サイズ : W410 × H155 × D150 mm / 3.6kg
ハイ、おまけ(笑)。Hughes & Kettnerのこれまた大人気アンプヘッド。書き切れない程多機能でありながらこのサイズは驚異的と言っていいでしょう。
彼らの技術の結晶とも言うべきモデルで最近では同アンプのフロアタイプも発表。力の入れ具合が分かります。ソリッドステートアンプのこれからの可能性を大いに感じさせてくれますね。
終わりに
今興味があるのはこんなところかな。BossのKatana Headはもう少し小さければノミネートしていましたね。YamahaのTHR Headも上手く言えませんがチョイ違う。
結果、かなり絞られてしまいましたが逆にアレコレ悩まずに済みます。Quilterの202は機能面では希望通りで良質なクリーンアンプとして所有しておきたい気になってます。
ただ、最も欲しくなっているのはBJF-S100ですね~、やっぱ。何だかんだとマーシャルに惹かれる私。サイズ的にも機能面でも音的にもドンピシャ。多分予約して買うな(笑)。
BJF-S100の次なる情報を待ちつつ、新たなアンプにも目を光らせながらも今年は大人しくしている予定です。