ペダルボードによる音の差 ~バイパステスト~

グーテンベルクに慣れるための記事第一弾、短くサクッと参ります(笑)。

なんとな~く理解はしているけれども、実際試した事がなかったエフェクターのバイパステスト。今回はペダル単体ではなく、ペダルボードの比較

私、整理も兼ね、手持ちのエフェクターを1軍、2軍、リザーブという感じでボード分けしてまして(笑)、ペダルケースを複数所持してます。

今回は1軍対2軍の戦い、という事になります(どうでもええ^^)。まぁ小音量の家テストなんで軽~い感じでゆるりとお楽しみあれ!

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使用機材

接続順
  1. ギター…Gibson LesPaul
  2. ペダルボード
  3. プリアンプ…Synergy Amps
  4. パワーアンプ…Sheriff22(EL84)
  5. スピーカー…Celestion G12M Greenback

今回も愛機であるレスポールちゃんを使ってます。出力の非常に低いピックアップ(D.Allen製)を搭載。音源にもこのギターの個性がしっかり現れてます。

SynergyプリアンプにはBognerモジュールを装着し、Sheriff22のリターンに接続。Greenbackスピーカーで音出ししています。

普段耳で認識している音との違いを確認したかったのと、簡単・楽なので(笑)今回はあえてスマホで収音。生ピッキングの音が聞こえる程の小音量ですが、違いはちゃんと出てるんじゃないかな。

テスト1 / クランチ

Synergy セットアップ

Bogner Ecstasy Module Blue CH.

テスト1はEcstasyモジュールのブルーチャンネルを使用。このプリアンプで個人的に一番美味しいと思うクランチ設定にしています。歪ませすぎるとマジでおデブちゃんなんでね(-_-;)。

設定はこれで固定。全く動かさず録音。

ペダルボード1

一応の1軍ボード。アンプをメインに音作りを考え出してからどんどん数が減り、ブースターばかりになっています。まぁ歪みボードですね。

このボードの特徴はOneControlのスイッチャーを使用している事。ど頭のD.A.boosterはバッファードバイパス仕様。この辺りが出音に大きく影響を及ぼしそう。

では、音行ってみよおー!

■音源1

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Ecstasy Blue 1
volume_down
volume_up
volume_off

超簡単なコード弾き。高域が思った以上に出てますね~。これは弾いてる時以上に感じます。ただやっぱり歪み感は凄く良い感じで好きです私。

ペダルボード2

マイサブボード。クローンペダルやなんやら色々。リザーブペダルと頻繁に入れ替えて遊んでます。ペダルテストなんかにも活躍してるミニボード。

ペダル5つを直列接続。先頭はKlon Centaurのバッファークローンです。パワーサプライはEWSのPNS1でノイズに強いとされています。音に影響しそうなのはこの辺か。

■音源2

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Ecstasy Blue 2
volume_down
volume_up
volume_off

同じ様に弾いてます。コレ違い分かりますでしょうか(笑)。なんかねぇ、素早く入れ替えて弾いたのもあって個人的にはかなりの違いを感じたんですけどね。

感想

今回簡単ながら、弾いてみた身としては明確な違いを感じることができました。弾いている時点で、音源2の方が音量が持ち上がっている感覚があり、出音もクリアに聞こえました。

音に影響しそうなモノを事前に挙げてみましたが、最大の要因はバッファーですかね~。もしくは、スイッチャーによる変化というのが妥当な回答かも、です。

でもやっぱ音源だとわかりにくいよねぇ。

テスト2 / ハイゲイン

Synergy セットアップ

Bogner Uberschall Module Red CH.

テスト2はUberschallモジュールのレッドチャンネルを使用。ゲインは9時と低めの設定に思えますがこれが丁度いい。

ペダルボード1

  1. D.A.Booster
  2. Boss SD-1
  3. JRAD Animal OD
  4. TBCFX MPE3
  5. Caroline Icarus
  6. Chocolate HeavyBottom

スイッチャーはOneControl Iguana Tail Loop2

テスト1と同じなので画像省略(笑)。さっそく音を確認しましょい!

■音源1

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Uberschall Red 1
volume_down
volume_up
volume_off

最後なんか可愛い音入っちゃってますけど気にしないでね♪スマホ音源ですけど、客観的に聴くと意外とクセありますなぁ。これは新たな発見です!

ペダルボード2

  1. Klon Centaur Buffer Clone
  2. Fulltone OCD Clone
  3. Lovepedal OD11 Clone
  4. Lizzy Back do Mist Feather
  5. Mad Professor Deep Blue Delay

パワーサププライはEWSのPNS1

Mist Featherは最近入手したんですが、低域が強すぎてBognerモジュールには正直合わない。よって現在は2軍選手。

■音源2

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pause_circle_filled
Uberschall Red 2
volume_down
volume_up
volume_off

これはちょっと驚きの結果じゃないですか!Synergyのセッティングはボード1と全く同じですし、当然ながらブーストとかしてませんからね。

感想

ハイゲインテストはちょっとビックリでした。明らかに音源2の方が低音が増してます。いや、逆にもしかするとボード1の方の低域がスポイルされているのかもしれない。

最大要因はやはり…スイッチャーではあるまいか、と個人的には思っています。ただ一概にそれが悪かと言われれば違うんですよね。ことBognerモジュールに関して言えば良いサウンド変化と捉える事もできます。

実際、Uberschallモジュールではボード1の方が弾きやすいと感じてますから。

まとめ

最後に今回の音源を比較しやすいように並べておきます。

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Ecstasy Blue 1
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volume_up
volume_off
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Ecstasy Blue 2
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volume_up
volume_off
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Uberschall Red 1
volume_down
volume_up
volume_off
play_circle_filled
pause_circle_filled
Uberschall Red 2
volume_down
volume_up
volume_off

今回はペダルボードのバイパス音比較という事で、短くサクッと簡単テキトーにやらせていただきました(笑)。当然ながら音変わりましたね。

アンプ直が一番素直な出音なのは当然ですが、間に何か挟むことによって起こるサウンド変化が良い感じであるならば、全然神経質になる必要なんてありませんよね。

今回試した結果、クランチはボード2、ハイゲインはボード1、が個人的には良かったかなぁ。ライン録音でどう変わるかも試してみたいですな。

それではお終いです。ありがとうございました。