AIドラム音源「Drumnet」を買った。

Session Loops Drumnet

ご購入させて頂きました。今年7月にリリースされた新製品で8月末までイントロセール。アメリカに本拠地があるので黒金待とうか悩んだ末のゲット。

Plugin Boutiqueで購入すればExcite Audioのプラグインが無料で貰えるのと、年末のドル円相場の展望が芳しくなさそう、というのが購入の後押しに。

今回は買ったよ報告ついでに使用感など気ままに語らせていただきたく思います。

ファーストインプレッションの回!

はじめに

いつものように最初に自分語りをば。

私が現在、プラグイン購入時に決め手は

簡単操作!
音納得!
お値段そこそこ!

の3点。最近は嬉しいことにそういう製品も実際増加中。

良さげなエレクトリックドラム音源はずっと欲しくて、いくつか唾つけてましたが中々触手が伸びず、このDrumnetに一目惚れし勢いでポチッた感じです。

正直見た目から入る人なんで、パッと見のフィールをメチャクチャ重視しています。Drumnetはどこをどう触ればどうなるかが私的には一目瞭然。更にAIによりサウンドをほぼ無限に生成してくれるという点もポイント高し。

この時代、もうサウンドクオリティ的な部分は及第点をクリアしているのは当たり前だと思っていて、音確認は結構2の次になっちゃってます。まぁものによりますけど。最高の音を求めるなら金かけるしかないという事ですな。

Session Loops Drumnet

特徴

  • AIによるサウンド生成機能
  • 200種類のプリセット内蔵
  • 外部サンプルファイルを読み込み可能

Deep Resampling technologyなるAI技術により、波形を変化させ新たな音色を生み出します。音色やリズムパターンはプリセットという形で内蔵。プリセットは音楽ジャンルで分別され計200種類あります。

ベースとなるプリセットを読み込み、ボタン一つで音(波形)を変化(生成)し、パラメーターで音色調整する、というのが基本的な使い方になります。

また、外部ワンショットサンプル(WAV)ファイルを読み込むことができ、同じ様に音を変えれます。作成したオリジナルキットはユーザープリセットという形で保存可能です。

外観

Drum Kit 画面

これが基本画面になります。超絶シンプルですよね~。これ以上でも以下でもないです。個人的にはもう最高!ですね。複雑怪奇なUIのものは堪忍です。

画像下の「Generate」ボタンを押す事で新たな音色を生み出せます。左隣にあるVariationスライダーで変化の度合いを調節。左に設定する程現在読み込まれているサンプルに近い音色に、右側に設定する程関連性の薄い音色になります。

波形右隣の6項目のパラメーターでサンプル自体の音を調整できます。これも非常に分かり易く必要充分。インポートしたWAVファイルの調整ももちろんできますよ。

Sequencer 画面

リズムパターンを打ち込むシーケンサー画面。プリセット毎にパターンがあるので、リズムパターンもプリセットと同数の200種類に及ぶ事になります。

このシーケンサー画面もシンプルですね。私でさえ迷わない。波形下にあるタブでベロシティの調整や音数の増減を、Swingスライダーでハネ感の調節をする事ができます。

作成したリズムパターンはDAWにドラッグ&ドロップが可能です。

Preset 画面

右上のHipHop1という箇所を押す事でプリセット選択画面がこのように出ます。プリセットは音楽ジャンルで分けられており、ジャンル毎に複数のバリエーションが用意されています。

プリセット名左の再生ボタンを押すとリズムパターンとサウンドを確認する事ができ、右側にあるハートマークをチェックする事でお気に入りに登録できます。

使用感

良い点

  • 直観的な操作が可能なUI
  • オリジナリティの高いサウンドを生み出せる
  • 外部サンプルファイルのインポート・エクスポート

まずは操作が簡単。調整可能なパラメーターの意味も、操作する事による音色変化も明確。何が変わってるのか分からない、なんて事はありません。

ボタン一つで波形を次々変化、生成していく事ができるので、唯一無二のサウンドを持つオリジナルドラムキットを構築する事が可能になる訳です。

手持ちのサンプルファイルをインポートして使用する事はもちろん、Drumnetで生成したサウンドをエクスポート(出力)できるのは中々素晴らしい機能ではないでしょうか。

悪い点

  • 細かい調整はできない
  • 狙ったサウンドを出しにくい
  • 価格的には少しお高め

現時点で思うことを忌憚なく。

シンプルが故に細かな調整はできません。内蔵エフェクトもありません。個人的には問題なしなのですが、多くの方は細部まで作り込みたいでしょうから…。

次にこのDrumnet単体でピンポイントで狙ったサウンドを出すのは難しい気がします。例えば808系のキットを構築したいとして、まずそれに近いプリセットを探し、後はAIさんのくじ引き、最後は自分の耳で決定、というプロセスが必要です。

そして気になるのは価格。結構強気な価格設定だと思います。現在Sonicwireでも、Plugin Boutiqueでも約16,000円。

実はDrumnetはフリー版もあるのですが、フリー版はサンプルファイルのインポートとエクスポートが出来ないだけで、他の全機能は使用可能なんですよね。ライセンス購入した身としては、もう少し優遇してもらいたい気もします。

でも外部サンプルの読み込み機能はかなり重宝します。

▼Session Loops
https://sessionloops.com/

終わりに

私のエレクトリックドラム音源探しの旅は終わりました。ただ困ったことに色んなワンショットサンプルを試したくなる病に罹ってしまっています。

読み込んだサンプルをベースにサウンド生成できるのは楽しすぎます。まんま使うのも全然有りですし、何より操作が簡単なので作業が超楽・超早です。

アコースティックドラム音源はリアリティが重要なので扱い難度が高いです。なので今回Drumnetを触ってみて少し感動しちゃいました。

いや、エレクトリックドラム音源はいくつか所有してはいるんですが、煩雑に感じてしまうものは触りたくない人なので。…ただの食わず嫌いかもですが。

でもDrumnetはおすすめできます。何せフリー版あるから(笑)。