Synergy SYN1を買っちまったよ。

趣味は、衝動買いです。

って事で言ったそばから買っちまったよSynergy。だってサマーセールなんていう絶妙のタイミングが来てるからさぁ。欲しい時が買い時だっていう持論もあるしね。

とりあえず私が選んだのはモジュールを1基装着できるSYN1。主目的はレコーディングツールとしての運用。エフェクトループ付きのアンプもあるので普段弾きもとりあえず大丈夫。

もしかしたらこれを機に機材回りを一新しちゃうかも知れません。

Synergy SYN1

お気づきだろうか…、Friedmanのモジュールが差し込まれている事に(笑)。ハイ、こちらのHBE、もちろんセール価格&ポイント使用にてお安くゲット致しました!

本命はBognerだったんですが、お値段にかなりの開きがあってですね…、負けてしまいました。お試し的な感覚もあるんですけど、悲しいかな、懐事情が一番の理由です。

 

購入理由

では買った言い訳を、否、理由を述べて参りましょう。

まず、写真の様に入出力端子が豊富なんですが、個人的にはDIアウトから直接オーディオインターフェイスに接続しレコーディング出来る点に大きな魅力を感じました。手持ちのIRを使いたかったので、キャビシミュをバイパスできる機能も必須でした。

またSYN1自体に1本、モジュールに2本の真空管が使われている点は真空管アンプ大好き人間としては最高。正真正銘のアナログサウンドを簡単に切り替えられるのはもちろん、回路設計が各ブランドの本物のビルダーの手により行われているというのもデカイ。

そして毎回言ってますが、小さい事は素晴らしい。

 

1stインプレ

SYN1は交換式プリアンプ。モジュールをガッチャンコして音色を様々に変更可能。同時にとりあえず(笑)で入手したHBEで色々試してみたので、その簡単な感想などをテキトー音源と共にお届け。

モジュールの価格は執筆時点で税込み¥63,800也。決して安くは無いのですが、アレコレ揃えたくなっちゃいそう。後、私家弾きマンだからね、そこんとこはご了承下さい。

 

使用機材

まずは今回録音で使用した機材をご紹介。

  • ギター : Gibson LesPaul R7(D.Allen AlleyCats)
  • Audio IF : Motu Ultralite Mk3
  • DAW : Studio One 4
  • アンプシミュ : BIAS Amp2 Pro
  • キャビシミュ : Two notes Wall Of Sound

今回パワーアンプはシミュレーター頼り。BIASは急遽ゲット(笑)。本格的なパワーアンプシミュを探した所選択の余地はなくBIAS一択。そしてセール終盤というタイミング、そら買うさ。

SYN1のキャビシミュも試してみましたが、結果、予想通り手持ちのIRを使った方が良かった。SYN1のキャビシミュをオフにし録音、ソフトウェアを組み合わせて音源化しました。

 

サウンド

HBEのレッドチャンネルを使用。ゲインは2時、ボリュームは1時だったと思います。取り敢えずこんな音になりますよってのが分かってもらえれば私は幸せです。

Wall Of Soundのみ

Wall Of Soundのみを使いサウンドメイク。

パワー管は6L6のプッシュプルを使用。キャビネットはTwo notesのBrownyback。マイクはSM57モデルとR121モデルの組み合わせとなります。

パワー管は大体で数値設定しましたが、マイクは距離もポジションも“0”で何も調整していません。EQ等のエフェクト処理も一切行わず。

 

BIAS + Wall Of Sound

パワー部をBIAS AMP2、キャビネットにWall Of Soundを使用。

BIASはToneCloudからダウンロードした「BE100 HG」のパワーアンプ、トランスを使用。キャビネットは先ほどと全く同じモデル、設定です。

BIASのトランスシミュのおかげでコンプレッションが効いています。低音弦のジャリっと感が気持ち良い。個人的にはこの組み合わせが一番ナイス。

Two notesのIRはこれまであまり良い印象を持たなかったのですが、かなり見直した(笑)。キャビシミュはBIASよりも使いやすく、音もかなり好きですね~。

 

BIAS + Wall Of Sound(おまけ)

最後は違うアンプモデル、キャビネットを使用した音源です。

BIASはToneCloudにてダウンロードした「Jubilee 1987 HG」を使用。キャビネットIRは本家CelestionのGreenback。マイクはSM57とR121を組み合わせています。

CelestionのIRは音像がハッキリし前に出てくる印象。色んなタイプのIRを持っていると音作りの幅が広がり滅茶苦茶楽しくてまさに“沼”だ(笑)。

テンポもよれていたりピッキングもおぼつかないですが、私の実力はこんなもんなので生暖かい耳で聴いて下さいね。でも楽しいわ~♪

 

正直な感想

狙いだった録音ツールとしての働きには概ね満足。ここからは主にキャビ出しについてのお話。HBE+SYN1→Victory Amps Sheriff22(Return)→キャビネット、という形を取ってます。

フルチューブアンプと比べて

小型アンプのBogner Atmaとの比較ですが、レンジやダイナミクス、音の張り出し感等は正直劣ります。ただ我慢ならぬ程の劣化という訳では無く、個人的には全然許容範囲。

ノイズ面はSYN1に軍配。特に録音時に顕著にそう感じられました。また良い悪いではなく、SYN1の方がピッキングに対する音のレスポンスが僅かに早くなる感覚を受けます。

 

パワーアンプの影響はデカイ?

ハイ、デカイです!

私の場合、Sheriff22のパワー管EL84の力を借りてる状態ですが、アンプの個性がしっかり音に反映されちゃいます。Sheriff22の癖が滅茶苦茶感じられる(笑)。

パワー部に何を持ってくるかでかなり印象が変わるでしょうね。HBEのようなモジュールはEL34や6L6を積んだアンプに繋いだ方が良い結果が得られそうな気がします。結局良いアンプが必要だという本末転倒な事になっちゃいますが、それが現実。

別途パワーアンプを導入するのも検討の価値あり。真空管搭載のFryette PS-2、ソリッドステートでコンパクトなDuncanのPowerStage辺りが良さげで欲しいなぁ。

 

好きな音に近づけるためにやった事

私のセットアップでの第一印象は正直いまいち。高域に嫌なチリつきというか耳につく部分があり、EQでもどうにもならず。またSheriff22の個性が勝ちすぎているきらいもあり低中域はモッサリ。

ただ私も伊達に機材を売り買いしてはおらぬ(笑)。どこを弄れば音が変わるのかなど容易に想像できまする。そしてそういう機材は大事に保管しておるのじゃぁ~!

まずはスピーカー交換。CelestionのCreamからGreenbackへ。低域スッキリ高域優しく、それでいて全体的にバランスを取ってくれるに違いない。→見事、目論み通りに。

それでも頑固な高域のクセ。これはHBEの真空管を交換してやる事にしました。初期搭載管はARSの12AX7/12AX7Aという2本。A付きは低ノイズ管というのは知っているのですが、どっちがどのチャンネルに作用するのかまでは私には分からない。

よって両方共Svetlana管にチェンジ。自分好みの音にしてくれるという、根拠はないが信頼してる真空管(笑)。そしてコレがまた見事にハマった。→嫌な高域サヨウナラ!

そんなこんなで、現状かなり気持ち良く音出しする事が出来ています。

※モジュールの真空管交換は自己責任で!基盤が近くパーツも詰め込まれているので方々破損させてしまう恐れがあります。真空管アンプよりも交換難易度は高め。

 

ペダルとの相性

では最後にSYN1にペダルはハマるかどうかという私見。

私はAtmaに合うものを集め残してきたのですが、それらが全てSYN1でも上手く機能する訳では当然ありませんでした。SYN1というよりモジュールとの相性と言った方が正確かも知れませんね。

基本的に私はアンプの歪みをペダルで軽くプッシュするのが好きなのですが、そういう感じでHBEにオーバードライブを使用するとレンジの狭まりを猛烈に感じます。

HBE自体が元々ブーストした音を再現しているというのもあるかと思いますが、Atmaのレンジ感やゲインと共に強まる低域がペダルにより弾きやすい音にまとまっていたんだなぁ、と今更実感。

他のモジュールはどうか分かりませんが、HBEは単体使用が最善です。ただ、ブルーチャンネルをローゲイン設定にすればAnimal ODは良い仕事してくれますけどね。

また自分の環境の場合、Chocolate ElectronicsのHeavy Bottomとの相性が抜群に良い。踏むと全く違うものに化ける感じさえします。もう踏みっぱなしですわ(笑)。

結論 : モジュールによる!

▼モリダイラ楽器
https://moridaira.jp/synergyamps

 

終わりに

録音サウンドはほぼ巣の音のままでも“使える”という印象を持てました。リアルとデジタルの融合を模索していましたが、現時点ではSynergyを選択して良かったと思います。

ただ普段弾きの場合、やはり使用する機材、パワーアンプやスピーカー等の影響が強く反映されると感じました。私みたく組み合わせの妙を楽しめる人間なら問題ありませんけどね。

でもどうしよう…。このサイズでこの音と機能、そして拡張性。将来的なメンテナンス等も含め総合的に判断すると、Bogner Atma、手放しちゃうかも(笑)。

そういう思考になっちゃうくらい、今回のお買い物は良いものでございました。最後に敢えて苦言を呈すると、日本の工業製品ほどの正確無比な作りではない、という事かな。

また新しいモジュールをゲットしたらレビューしようと思います。それでは今回は以上です。ありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

nanasi

知識ゼロから、WordPressで音楽サイトを構築すべく、現在も悪戦苦闘中。名前も画像も、コロコロ×2変えながら、徐々に形になっていく様もお楽しみ下さい^^ 投稿は週1くらいのマイペース。慌てずまったりと楽しみながら、末永く続けていきたいと思っとります!