歪みエフェクターと相性がいい真空管アンプ探索

エフェクターと相性がいいアンプ。海外では

・Pedal Friendly Amp
・Pedal Platform Amp
・Takes pedals well

なんて表現されることが多いです。

我々日本人がよく言うところの「エフェクターノリ」の良いアンプの事。特に歪み系との相性を指している場合がほとんどです。ペダル好きとしては「一家に一台」欲しいですなぁ(笑)。

JC120を買えば解決?いやいや、表題通りやっぱ真空管アンプが大好きなんだよなぁ。こればっかりは自己満足の領域ですが譲れない個人的拘りポイント。

全てを受け止めてくれる真空管アンプ、売ってますか?

そんな素朴で純粋な疑問と欲求から「巷でそう言われている」ヤツを探してみました。今回はコンボ、ヘッド関係なくピックアップ。中には入手困難なものもありますが気にしない!

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Pedal Friendly Tube Amps

大切なのはやはりクリーンサウンド、その「質」です。私も小型ではありますがフルチューブアンプを3機種所有してきましたが、それぞれ味のあるクリーンを出せます。十分に美しいと思える音ですが、ペダルによって合う合わないが確実にあります。

クリーン自体満足いくものであっても、アンプのキャラクターにより出音が左右されるのは当然と言えば当然です。

美しいクリーン=エフェクターノリが良い

という単純なものではないという所が難しくもあり、楽しい所でもありますね。そしてこれまた当たり前で重要な事なのですが、最終的な出音の好みは人によって違うという事実が(笑)。

そんな難しさの中、負けずに厳選してみましたのでご参考になれば幸いです。

Fender

Hot Rod Deluxe

  • 出力 : 40W
  • 真空管 : 12AX7×3(Pre)、6L6×2(Power)
  • スピーカー : Celestion G12P-80
  • サイズ : W59.7 × H47.6 × D26.7 cm
  • 重量 : 20.4kg

どうやら生産完了品。ご購入はお早めにm(__)m

天下のフェンダー社からはこの「Hot Rod Deluxe」をチョイス。最新モデルはⅢ。国内外問わず様々な方のレビューを見るとエフェクターとの相性は良いとされており、非常に高評価。他にも「Twin Reverb」「Deluxe Reverb」なども同様の評価をよく目にします。

考えるまでもなく、エフェクタービルダーの方々がフェンダー社のアンプを無視するハズがありません。ペダル制作過程で間違いなく出音テストされていることでしょう。

個人的にフェンダーはノーマーク(⁉)だったのですが、ちょっと興味が沸いてきた(笑)。

Gurus Amps

5015 Head

  • 出力 : 50W
  • 真空管 : 12AX7×2(Pre)、6L6/5881×2(Power)
  • サイズ : W290 × H220 × D160 mm
  • 重量 : 7kg

メイド・イン・イタリーのグルアンプ。こちらはモロ「ペダルプラットフォームアンプ」と銘打たれております。超コンパクトなサイズながら出力は50Wあります。

5015という何とも大胆なネーミング、セクシートーンなるノブがありコントロール系統も独特でシンプル。前面にFXループ端子を備えているのは中々にポイント高いですね。

入力は通常とは別に「iChannel」なる入力部があり、モデリングアンプなどに真空管のフレーバーを加えるパワーアンプとしての使用も可能なようです。

ステージでもレコーディングでも様々な場面で活躍出来そうな、まさしく次世代アンプと呼ぶにふさわしい一品。

▼Gurus Amps
https://www.gurusamps.com/en/5015-head

Hiwatt

Custom 50

  • 出力 : 50W
  • 真空管 : ECC83S×4(Pre)、EL34×2(Power)
  • サイズ : (DR504)W635 × H270 × D285 mm
  • 重量 : 28kg

ザ・フーのピート・タウンゼントの使用で有名なイギリスのアンプブランド「ハイワット」。現在国内正規取扱店はイシバシ楽器さんで、価格は40万クラスとおいそれとは手が出せない高級アンプです。

今回チョイスしたのは50Wですが、100WのDR103も同じくエフェクターとの相性は良いと評価されております。動画のモデルはDR504という50Wヘッドのコンボタイプで12インチスピーカー2発仕様のものですね。

DR103、DR504は確認してみると在庫はほぼ無く海外取り寄せ状態。興味があっても試奏するのは一苦労ですね。私の様な者は一生弾くことは無いでしょう(笑)。

▼イシバシ楽器 Hiwatt
https://www.ishibashi.co.jp/hiwatt

Peavey

Delta Blues 115

  • 出力 : 30W
  • 真空管 : 12AX7×3(Pre)、EL84×4(Power)
  • サイズ : W57 × H52.4 × D28.3 cm
  • 重量 : 21kg

珍しい15インチスピーカー搭載のコンボアンプ。

Peaveyと言えば6505に代表される超ハイゲインサウンドの印象が強いですが、ClassicシリーズとしてTweedスタイルのアンプも数機種発売されています。そしてその評価はすこぶる高い。

Delta BluesはPeavey創設者自身「キャリア最高傑作」と評していて、実際に数多くのミュージシャンに愛用されているようです。ずんぐりむっくりな外観も何だか愛らしいですね(笑)。

リードチャンネルでも十分歪むみたいですが、今回の趣旨「エフェクターノリ」の観点からピックアップした上の動画の音を聴くと、Soul Foodがスッゲ~欲しくなっちゃう。

素直に試してみたいアンプです。これも完全ノーマークだった。

▼Peavey Japan
http://peavey.jp/shopbrand/10013

Suhr

Bella

  • 出力 : 22/44W
  • 真空管 : 12AX7×3(Pre)、6L6GC×2(Power)
  • スピーカー : Celestion V-Type
  • サイズ : W610 × H495 × D250 mm
  • 重量 : 23.1kg

Suhrが生み出したエフェクターのためのアンプ。

Bellaはヘッドとコンボがあり、それぞれリバーブ搭載非搭載タイプに別れ、計4モデルあります。価格は決して安くはありませんが国内代理店Oさん、ちょっと盛り過ぎやありまへんやろか。

「ペダルプラットフォーム」を公式に謳うBella。ギター、エフェクターとクオリティの高い製品を発表し続けているSuhrが手掛けたという事で”間違いない”匂いがプンプン。外観も非常に美しい。

大変興味が沸きますが、前述の通り国内価格と本国価格との乖離が10万、あるいはそれ以上あるので素直に買う気はしねぇ(笑)。

▼Suhr Bella
https://www.suhr.com/electronics/amplifiers/suhr-bella

Victory Amps

V40 The Duchess

  • 出力 : 42(1.5) / 7(0.5)W
  • スピーカー : Celestion V-Type
  • 真空管 : 12AX7×3(Pre)、EL34×2(Power)
  • サイズ : W342 × H185 × D185 mm
  • 重量 : 8.2kg

Victory Ampsの製品は個人的に注目しており、一番最初に欲しいと思わされたアンプがコイツ。

エフェクターとの相性が良いアンプを調べると必ず出てくるV40 The Duchess。非常に魅力的なアンプであるにも関わらず、国内代理店は現れずおそらく今後も無い気がします。なので欲しければ個人輸入一択。

既にSheriff22で個人輸入を経験しており、資金が貯まったら「Revv G3」と共に購入しちゃいそうです。

エフェクターノリの良いアンプという事で今回色々な製品を見つける事が出来ましたが、機能やサイズ、価格を考えると、やっぱりコイツが最有力なんですよね~。

▼Victory Amps V40
https://www.victoryamps.com/v40-the-duchess

まとめ

歪みエフェクターの多種多様な個性を受け止め、そのサウンドをスポイルする事なく出力できる真空管アンプ、それを求める事は愚かな事なのでしょうか?

アンプなんて何でもいい、サウンドはピッキングで作る、そもそも相性なんて無い、と言う方もおられますよね。私には分からない”域”に達している方にはくだらない問題なのかも知れません。

ただ目的として一番に置いているのは「楽しむ」事なので、本格的に活動している方々とは違う視点で機材選びをするのは至極当然で全然良いとは思っています。人は自由なのだ(笑)。

今回ピックアップしたアンプはどれも良さげですが、特にPeaveyのClassicシリーズは盲点でDelta Bluesにはめちゃくちゃ興味をそそられております。

音の探求という終わりなき旅、これからも楽しんで歩いて行きたい!(命と金がある限り^^)