2020年の最終的な機材環境はこうなりました。

2020年は信じられない年でしたね。個人的にはそこまで危機的な状況に陥った訳ではありませんが、環境的に運が良かっただけでしょう。

今回は2020年の総括!…的な記事にしたかったんですが、正直何もしてねぇ(笑)。仕事以外は完全に引き籠っていましたから。年初の計画は早々に消滅(泣)。

ただし、楽器系の機材まわりは今年大幅に変更および追加。「2020年、私の機材環境はこうなりました」という記事で本年を締めくくりたいと思います。

ギター機材

アンプとギター

メインギターはギブソンR7。ピックアップはD.AllenのAlleyCats。ドライでトレブリーなサウンドはレスポールと相性バッチリ。内部も外面もかなり弄ってます。

VictoryのSheriff22は初めて個人輸入したアンプ。ホットなクリーン、クランチが最高。魅力的なブランドながら、いまだに国内流通しない不思議。

Bogner Atmaに別れを告げ、Synergyプリアンプを導入。真空管好き、コンパクト、単体録音可能、セール中(笑)という多くの理由が合致しゲット。
使用モジュールはBognerの2機種。多彩なサウンド、ペダル乗りが良い、小音量でも扱いやすい出音と個人的には満足しています。

で、いつも床に転がってるのがBOSS KATANA mini。夜チョロっと音出ししたい時とかに重宝しています。電池もちも良すぎです!

キャビネットはJetCityの安ちっさい箱。SPは結構とっかえひっかえしてますが、今のところG12M Greenbackに落ち着いています。

 

エフェクター

メインの歪み系

ライブもしないくせに昔はこの中に空間系など一色詰め込んでいました。今や完全な歪みボード。アンプサウンドを味付けするためのペダルたち。

Bogner Atmaに合うものが残っている訳ですが、Synergyになった事で今後サヨナラするものが出てくるかもしれません。…というかある(笑)。

何かどんどん断捨離が進み、コンパクトになっていくんですよね。家弾きだと歪みだけ追及すれば良いですから。空間系とかはDAW側で掛けれるし、普段弾きだと別にいらん(笑)。

Synergyシステムに移行後、特にお気に入りなのはクリーンブースター3機種。D.A Boosterは上の帯域、MEP3は下の方、Icarusは明度調整やらゲイン減、個性がありながら自然に効くので非常に使い勝手が良いです。

私にとって、アンプサウンド+αとして歪み系ペダルやブースターはマストアイテム。なので今後も売り買いしていく事になるでしょう。

 

サブボード

その他モロモロ系ペダル群がコチラ。空間系が2機種、残りは全て個人製作歪みペダルになります。

Boingは1ノブタイプのスプリングリバーブで、操作性も出音も扱いやすく手放さず所有しています。Deep Blue Delayは有名なディレイ。繋ぐだけで音が良い方向に変わる気がするので何となく持ってます(笑)。

他の金銀レッドのペダルは全て個人ビルダー作品で、所謂クローンペダルなんですが中々良いんですよ、マジで。凄えダサイ透明テープ貼ってますが気にせんで。こういうの作れる人ってホント尊敬しちゃいます。

Synergy/Bognerとは相性いまいちな感じはありますが、単体で歪みを作る目的だと市販品にも全然負けてませんよ。ライブプレイヤーなら試してみる価値あります。費用対効果高し!

 

その他

Bogner Atma時代の遺産(笑)。とは言え持っていても損は無いので今のところキープしている機材。Vinetoneは入手性が高くないですし、ロードボックスはSheriff用に一応。

Sheriff+CaptorとBognerモジュールの録音比較をしないといけませんな。Sheriff22に近しい出音をEcstasyモジュールは出せるので、結果によってはCaptorサヨナラしちゃうかも。

Synergy用に別途ハマるパワーアンプがあれば、Sheriffそのものがお役御免になり、アッテネーター自体も不要になっちゃうかもしれません。

そう、この世界は厳しいのだ!(笑)。という事で今後どうなるかはワシのみぞ知る。

 

ボーカル機材

API500シリーズ

今年コロナが猛威を振るう前に投資した機材。おかげでしばらくピンチでした。スタジオ持ち込み用ボーカル機材として使う予定でした。家でチョロチョロ試した程度で全く活躍させてやれなかった。

Workhorse CUBEは凄く良いサイズ感。取っ手の出っ張りが気になるとこではありますが、取っちゃうと持ち運びの際、危険な気がするので現状維持。

プリアンプはRND511で中価格帯の定番品。音は価格に比例するという真実を再確認。中央のブルーはmaag AudioのEQ2。実機のAir Bandは最高です。コンプレッサーはdbx560Aを装着しています。

プラグインにも言える事ですが、取り換え式というのは本当に“沼”なので、足を踏み入れる際は十分にお気を付けください(笑)。ワシ、何でも欲しくなっちゃってるから。

まぁ、早くスタジオで活躍させたいですな。

 

オーディオインターフェイス

持ち運び用オーディオインターフェイスとして購入した一品。ボーカル録音のためだけに選ばれし機材です。エントリー向けの価格帯ながら凄く好感触。

これを購入する際に、SSLのものと随分悩みましたが、最終的にコレに。理由は持ち運びやすさです(笑)。SSLのんツマミ類上に付いてるから運び辛えと判断。ただ価格が安いのでその内入手しそうではありますけどね。

ただこのM2及びM4、コロナの影響もあるのか、人気過ぎて入手困難極まってます。個人的にもオススメ品なんですが残念。入手できた私はラッキーだ。

現在メインは同じくMOTUのUltrarite Mk3を使っていますが、流石に古くなってきたので後継機として色々思案中。

 

終わりに

年末になるといつも断捨離を考えてしまいます。次なる投資資金になると思えば、割と躊躇なく売りに出しちゃう。
部屋の隅っこで埃まみれにしちゃうよりは、使ってくれる人に回す方が絶対良いですしね。私もペダルやスピーカー等、ちょっと考え中です。

楽器系機材って、ホント夢が詰まってますよね~。音楽って最高に楽しい趣味だと思うんですけど、皆さんど~っすか?
次から次へと色んな機材に手を出し、あ~でもない、こ~でもないと試行錯誤する喜び(笑)。

今まで自分が買ってきたものがいくらか計算すると恐ろしくなります。多分滅茶苦茶高級なギターとビンテージアンプが買えるくらいは使ってます(-_-;)。
だからと言って寄り道が何の身にもならないかと言えばそうではなかった。自分の本当に求める音が分かりましたし、必要不必要を分別できるようになった気がします。

2021年は思う存分に音楽を楽しめる年になるといいな。息苦しくない世界に戻る時が来る事を切に願います。皆さま良い年を迎えましょう!

本年は有難うございましたm(__)m