機材紹介 ~My Electric Guitars~ 私の愛する?ギターたち

今回は私が現在所有しているエレキギターをご紹介。

これから様々な音出し等で、記事中に度々登場することになるかと思いますので、顔見せしときます。
ヨロシクドウゾ_(._.)_

振り返れば結構沢山のギターを所有してきました。(弾けもしないくせに^^;)
Fender Japanのストラトや変な骸骨ギター、ランダムスターからポール・ギルバートモデルまで。

バンドやってると先輩や友人から譲り受けたり、こちらも譲渡したり、といったことが結構あるんです。そんな感じでボーカリストなのに多くのギターに触れてきました。

現在は4本所有。入手した順番にご紹介させて頂きます。

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Gibson Historic Collection 1957 Les Paul Reissue (1995)

こちらのゴールドトップ。当時新品で30万超えで購入。
ヒスコレの前身のリイシューシリーズ、あまり評価は高くないギター(笑)。
(後にヒスコレだと判明)

“57”という数字に何故かそそられちゃうのは私だけ?

ギブソンは当たり外れがあるとはよく聞く話ですが、こいつは間違いなく「ハズレ」です( ノД`)
1年くらいで音が出なくなり、以来永らく押し入れの奥に。

キャビティ内は木材削り出し感丸出しで、適当なハンダ付け。一言「」な作りです。リア、フロント共に57classicが搭載されておりました。ネックは超極太で丸太級。

なんかいいとこ無しな感じですが、木材が異様に強い!
10年以上放置していたにも関わらず、その太さのおかげかネックだけは頑強にストレート(驚)。波打ち等も見られず、ホントわずかな調整で済みました。

現在は、眠れるポテンシャルを引き出すべく、色々いじくり倒し中。

※追記
過去1度コイツの素性を調べたのですが、その時は分かりませんでした。1998年に購入していた事のみ覚えており、記憶がかなりあやふやだった。すぐ壊れたし興味が無くなったというのもあります。
ただ、ピックアップ交換時に違和感を感じました。ピックアップが57classicディープジョイント、キャビティ内のR7の文字。コイツの素性を調べた所、ヒスコレさんだと判明(笑)。

シリアルが「7 5〇〇〇」ということで1995年製の1957リイシュー(ヒストリックコレクション)。ケース内に山野楽器さんの保証書と説明書。改めてみると、シリアルについてちゃんと書いとる(-_-;)
ヒスコレの誕生は1993年ですね。リイシューと限定的に呼ばれるものは、80年代~92,3年迄のものを指し、コイツはヒスコレ初期のモノでした!カスタムショップ製といえど、上記の感想は変わりませんけど♪

Orville by Gibson Les Paul Custom (1988)

2年程前に中古で購入。寺田楽器製のレスポール・カスタム。

レスポールの音が凄く好き。だけど、現状30万クラスのものは、身の丈に合わないと自覚。フェンダージャパンがあるんだったら、ギブソンジャパンもあるんじゃね?
ということで辿り着いたコチラ。Gibonの名が刻まれた国産ギターです。1988年製ですが、これはOrville by Gibsonが誕生した年のものですね。

ブランド立ち上げ初年度ということで「気合入れて作られてんじゃないか?」などと期待してましたが、実際素晴らしい個体だと思います。

自分は細かな傷や金属のくすみ等、あんま気にならない。重要視すべきネックも良い状態を保っているということで、中古でも迷うことなく購入しました。

そしてハッキリしたのは・・・

ギブソンUSAより遥かに作りがイイ!

ということ。これは時代や個体差もありますし、それがイコール「いい音」に繋がる訳でもないということは、もちろん分かってます。

ですが、「国産馬鹿にできないな」と実感させてくれた大切なギターです。

現在は、家に転がってた57classicをフロントに、57classic+をリアにマウント。ザ・王道(笑)。弾き込まれたフレットはすり合わせも限界。ポットのガリも出てきたのでメンテに出す予定。

Fujigen NTL101

こちらはフジゲンのテレキャス・タイプ。ネットでお安く購入。

それ故か、指板上に黒いラインが入ってます。少しブチャイクさんです。ですが、それもコイツの味なんだと思うとカワイク見える今日この頃。

私の当時の希望は、テレキャスターシェイプのギターが欲しい。純国産のものを試したい。価格は7~8万。ピックアップはハナから変える予定。ポイントが貯まってたのでネットでいいや。ヽ(^o^)丿

中古のフェンダージャパンという選択肢も考えましたが、同社のストラトを所有していた事もあり、他のブランドを試そうと思ってました。

調べまくって最初に辿り着いたのは「CoolZ」。安くて作りがいいと評判が高いですが、方々で言われてる通りブランド名が致命的(笑)。クールズって思ってた。即除外。

CoolZを知れば、フジゲンを知るのは当然の流れ。フジゲンギターについて目にした評価は「作りはイイが、音は優等生でつまらない」にほぼ集約されている感じ。

作りがイイというのを重視、思い切ってネット買い。

実はこのフジゲン、”実験体“のつもりで購入。先んじて、LundgrenのBJFEというピックアップを入手していました。この時はビヨン・ユールのことも知らず、色んなピックアップのデモを聴き漁り最終決定。

「ピックアップ交換で、音は変わるのか?」というのを体感したかったのと、自分で配線くらいいじれるようになりたかった。初ハンダ付けした記念すべきギターです。

肝心の音はというと・・・

高音がキャンキャンうるさくなった!

という初期のおバカな感想はさておき、めちゃくちゃ良くなりました!いや、マジで。空気感というか音に広がりができ、響きが大きく変わったことを体感できました。

高音問題はトーン絞ってハイカット調整すればOK。
逆にフルテン「キャンキャン」してるほうが対応力があって良い。

ネックはもうこれしかない、というくらい私にフィット。ブリッジも弾きにくくてチェンジ。ヘヴィな曲は流石に厳しいですが、現在もっともお気に入りのギターです。

G&L ASAT Deluxe Tribute Series

注文してから、約半年間待って手に入れたギター。インドネシア製。
当時(今もか)、取り扱いが関東の楽器店だけでしたので、関西在住の私はネット購入一択。

フジゲンのNTL101が、ハッキリ言ってレスポールより弾きやすく、テレキャスシェイプのギターがより好きになっちゃいました。ただし、レスポールの音は替えが効かない。

欲張りな私は考える。テレキャスシェイプでマホガニーボディ、2ハム仕様でお手頃価格なギターは無いものかと。(テレキャスター+レスポール、的な)

探しまくって見つけたのがコイツ!ただ、Made in Indonesia・・・う~む。

他にも探しましたが、値段が半端ない、マホボディじゃない、アームとかいらないよ~、と中々見つからず。結構不思議です。Crews Maniac Sound「Aristoteles V2」は良さげですけど。

希望に沿う選択肢は、もうこれしかありません状態。インドネシアを信じましょう!とゲット。フジゲンのものと同価格帯のギター、その実力はというと、

・・・音は悪くないです。太いです。USA製のピックアップは出力高めでジャンルを問わず使えますね。非常にバランスの良いギターです。そして超ローノイズ!これは素晴らしい。

ただし、作りは荒いです!

ヘッドの塗装は甘く、ヘッド裏にマジックか何かの「チョン」があります(笑)。タップ可能なトーンポットも緩くてクルクル。この個体だけかもしれませんが、ネックとボディの間に隙間がぁー!

ボルトオンネックですが、ネジの締め付けが甘いのか工作精度の問題なのか・・・。
更に更に、9ヵ月目でスイッチトラブル、配線不良の兆候が!

保証期間中ですが、送るとかもう面倒なので、ごっそりカスタマイズすることに決定。
新たな”実験体“の誕生です。後日、音源有りでビフォーアフター記事を書く予定です!

お楽しみに^^ノ

終わりに

私の場合、海外製のギターは早くに壊れちゃった。ホント悲しいです。
相性悪いとさえ思ってしまう。

残念ですがこういった経験をすると、そのギターブランドや購入店舗さんに対する信頼は否応なく揺らぎます。私が国産のギターを信奉していくのも自然な流れ。

ですが自力で治してやろう!という発想を与えてくれたのも事実。内部配線や各種パーツの知識も増えましたし、失敗を繰り返しまくりながら、ハンダスキルも上昇中。

調子が悪くなった時に、どこが原因なのかも分かるようになってきます。マイギターに手を加えるのが不安な人は、いじくり用ギターを持つのもオススメです。

そういった意味ではトラブルにも感謝です!

でも、東南アジア製のギターはもう買わない・・・。