ここ最近アンプにばかり目が行っていてギター本体には全く興味が沸かなかったんですが、どうやら物欲が一周回って来たみたいです(笑)。
ヤマハのエレキギターと言えばSG、そしてパシフィカが有名ですね。特にパシフィカは最近色んな方がレビューしていて軒並み高評価を得ており、個人的にもコスパ抜群なイメージがあります。
今回ご紹介するRevstarも価格帯別にシリーズ展開がされていて、初心者から上級者まで満足出来る豊富なラインナップが魅力ですね。正直、買っちゃいそう…。
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Yamaha Revstar (レヴスター)
本当の所、最初見た時は「ダサい」という感想しかなく全く惹かれず(-_-;)。
ただ多彩なカラーバリエーションがある事を知り、木目調やゴールドカラーのモデルが気付けば気になる存在に。元々レスポール大好き人間なので、仕様面でも好みどストライクなのであります。
それでは現在ラインナップされている全シリーズを順に見ていきたいと思います。
※RSP20CRのみ日本製、他は全てMade In Indonesia
RS320
- ボディ : ナトー or マホガニー
- ネック : マホガニー
- 指板/R : ローズウッド / 350R
- フレット : 22F / ミディアム
- ブリッジ : チューンOマチック / ストップテールピース
- ピックアップ : YGD HH3 × 2
Revstarの中でも最下級戦士(笑)。セラミックピックアップを搭載した唯一のモデル。ハイゲインで明るいサウンドが特徴との事。ドライスイッチ機能が無く、コンター加工もされておりません。
とは言え外観的には上位モデルと同じ。モデル名がヘッド裏に記載されているのが非常に好印象。どこぞのブランドの様に“格付け的な烙印”はございません。流石はヤマハですね。
初心者の方が最初に手にするギターとしては価格的にもオススメ。
RS420
- ボディ : メイプルトップ / ナトー or マホガニー
- ネック : マホガニー
- 指板/R : ローズウッド/350R
- フレット : 22F / ミディアム
- ブリッジ : チューンOマチック / ストップテールピース
- ピックアップ : YGD VH3 × 2
バックコンターのみ有り。ピックアップはアルニコVを採用。ミドルが強調された粘りあるサウンドが特徴との事。このモデルからドライスイッチ機能が搭載されています。
RS320の兄弟機の様な印象でコチラが兄貴分。ドライスイッチがあり生み出せる音色の幅は当然こちらの方が広いです。細やかな価格設定とモデル展開は魅力ではありますが、個人的にRS320はその内無くなる気がする(笑)。
ちなみにこのモデルのゴールドカラーが好きです!
RS502
- ボディ : メイプルトップ / マホガニー
- ネック : マホガニー
- 指板/R : ローズウッド / 350R
- フレット : 22F / ジャンボ
- ブリッジ : アジャスタブルラップアラウンド
- ピックアップ : YGD VP5+ × 2
アルニコVを使用したP-90タイプのピックアップを採用しており雰囲気ある外観が何とも素敵。サウンドは明快でシャープな音と太く温かみある音を両立しているとの事です。
コード弾きやカッティングに向いてそうなので、ボーカリストが持つのも面白いんではないかと思います。このモデルからエルボー、バック共にコンター加工がされております。
RS502T
- ボディ : メイプルトップ / マホガニー
- ネック : マホガニー
- 指板/R : ローズウッド / 350R
- フレット : 22F / ジャンボ
- ブリッジ : チューンOマチック / アルミテールピース
- ピックアップ : YGD VP5 × 2
RS502にヤマハのオリジナルテールピースを搭載したモデル。ピックアップは同じくP-90タイプですが、RS502とは微妙に異なり“+”がありません。想像ですが出力違いか表記ミス(笑)。
個性的な外観が目を引くモデルで、ステージ上で目立つこと間違いなし!?
RS620
- ボディ : フレイムメイプルトップ / マホガニー
- ネック : マホガニー
- 指板/R : ローズウッド / 350R
- フレット : 22F / ジャンボ
- ブリッジ : アジャスタブルラップアラウンド
- ピックアップ : YGD VH5+ × 2
ラミネートされたフレイムメイプルが美しいギターらしいモデル。ピックアップはアルニコV。エッジの効いた高音域と豊かな低音域によるパワフルなサウンドが特徴との事。
ポジションマークもオリジナルインレイを採用しており、個人的に最も気になるモデル。本音を言えばサンバーストやゴールドといった王道のカラーがあれば最高なんですがねぇ~。
是非一度弾いてみたいモデルです。
RS720B
- ボディ : フレイムメイプルトップ / マホガニー
- ネック : マホガニー
- 指板/R : ローズウッド / 350R
- フレット : 22F / ジャンボ
- ブリッジ : チューンOマチック、Bigsby B50
- ピックアップ : YGD VT5 × 2
ビクスビーを搭載しアームプレイが可能なモデル。ピックアップはアルニコVで見た目が特徴的。低出力タイプの様で、クリアで音の分離が良いブライトなサウンドとの事。
オールドライクな外観通り、得意分野はクリーン~クランチサウンド。サウンドの方向性が明確な方とってこの個性的なモデルは選択肢の一つとして十分アリではないでしょうか。
RS820CR
- ボディ : メイプルトップ / マホガニー
- ネック : マホガニー
- 指板/R : ローズウッド / 350R
- フレット : 22F / ジャンボ
- ブリッジ : TonePros AVT-II
- ピックアップ : YGD VH5+ × 2
ピックアップはRS620と同じながらブリッジにトーンプロス製を採用。バランスが整えられエッジの効いた骨太なサウンドが特徴との事。2本線入りのボディは最上位モデルと同一スタイル。
弄り好き人間からすると、RS620のブリッジをトーンプロス製に変えれば同じ音になっちゃう?なんて考えてしまいます(笑)。互換性があるかどうかは定かではありませんが。
RSP20CR
- ボディ : メイプルトップ / マホガニー
- ネック : マホガニー
- 指板/R : ローズウッド / 350R
- フレット : 22F / ジャンボ
- ブリッジ : TonePros AVT-II
- ピックアップ : YGD VH7+ × 2
唯一のMade In Japan、Revstarの最上位モデル。ピックアップはアルニコV。力強く幅広いレンジ、明快でバランスに優れたクッキリしたサウンドが特徴との事。
木材や各パーツを馴染ませるIRA(イニシャル・レスポンス・アクセラレーション)という技術を採用。ギターに振動を与える事で弾き込んだ状態に近づけ、鳴りを良くする技術の様です。
日本の職人が1本1本丁寧に作り上げており信頼性は抜群、当然価格もハネ上がってます(笑)。先進的なデザインではありますが現状2色展開なのが寂しいですね。動画で音確認しましたが、流石に素晴らしい鳴りしてますわ。
▼YAMAHA
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/el_guitars/rs/index.html
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終わりに
最初はあんまし良い印象は無かったRevstarですが、徐々に気になる存在になり、今では欲しいものリストに完璧加わってしまっております。
コイルタップ不要、1ボリューム1トーンで十分、マホガニー大好き、左右対称ボディ嫌い、という私の好みピッタシな奴だと気付くのが遅かった訳であります(笑)。
音的には国産のRSP20CRが最も好印象ですが、デザインではなくカラーがいまいち。木目とかゴールドとかもうちょっとレスポールに近づけてくれてもええんとちゃうの?というのが本音。
RS620もゲット候補と言えばそうですが、やはりカラーバリエーションの少なさとインドネシア製というのが気になる点です。G&Lのインドネシア製を所有していますが、正直作りは粗め。
しばらくは様子見かなぁ~(笑)と思いつつ、所有ギターの断捨離もちょっと考え中。