物欲センサーオン!EVH 5150Ⅲ LBXとPeavey 6505 MH

アンプヘッドが欲しいなぁ~、それもギャンギャンに歪むヤツ。

ということで、今密かに狙いを定めているのが「EVH 5150Ⅲ LBX」「Peavey 6505 MH」の2機種。

おお、どっちゃも ブラウンサウンド!(笑)

別に求めている訳ではないんですが、自然にソコに寄って行ってる気もします、不思議と。
ただ、一番は自宅用途にありサイズと出力を重要視、そしてフルチューブ。

EVHとPeaveyのランチボックスヘッド。

ど、ち、ら、に、し、よ、お、か、な!!

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EVH 5150Ⅲ LBX Head

  • 出力 : 15W/4W
  • チャンネル : 2ch(Crunch/Full Burn)
  • 真空管 : Pre/JJ ECC83S×5、Power/JJ EL84×2
  • コントロール : Ch Select SW, Gain, Low, Mid, High, Volume, Presence, Resonance(Rear)
  • 端子 : Speaker Out(16Ω/8Ω/4Ω), FootSW, FX Loop
  • サイズ : 325(W) × 178(H) × 159(D) mm
  • 重量 : 約6.8kg

◎実売価格 ¥99,800~ (2018.4月時点)


正式に5150の名を持った、小型アンプヘッド。LBXもLunch Boxという意味で、まんま。

フルチューブでこのサイズ、素晴らしい。しかもプリ管5本搭載。リバーブは付いていませんが、3バンドEQをしっかり備え、背面にはエフェクトループがもちろんあります。

ただ2チャンネルありますが、クリーンチャンネルがありません。クランチとフルバーン(笑)。
ゲインノブも1つしかないので、ライブ等で切り替えたりするには音作り的に厳しそう。逆に自宅レコーディング等では、大活躍しそうです。

海外使用者のレビューもチェックしましたが、すこぶる評価が高いです。特に歪みに関しては、両チャンネル共に良い意見が見られました。ノイズも少ないようです。

クランチチャンネルは完全なクリーンは得られませんが、ギターのボリューム操作でクリーンに寄せることは可能なようです。でもやっぱ歪ませてなんぼのアンプでしょうね。

どうしてもクリーンが欲しい人に朗報!

このLBXには兄弟機がありまして「EVH 5150Ⅲ LBX 2」も発売されております。こちらも2チャンネル仕様ですが、クリーンチャンネルとクランチチャンネルとなっていて、使いやすくなってます。

私も買うなら「2」の方がいいですね~。価格もそれ程差がありません。10万ちょっと超えるくらいです(笑)。基本的に取り扱い店舗は、正規代理店であるイシバシ楽器さんオンリー。

参考動画

白(LBX)と黒(LBX2)の比較動画です。途中でトーク入りますが、ペダルかましたりしてくれたりグッド。歪みの質感の違いなんかもよく分かります。黒の方が断然イイんですけど^^

お金が貯まったら、きっといつか買おう…

Peavey 6505 MH

  • 出力 : 20W/5W/1W
  • チャンネル : 2ch(Rhythm/Lead)
  • 真空管 : Pre/12AX7×1, ECC83S×2, Power/EL84×2
  • コントロール : Ch Select SW, Rhythm(Brt SW, Crch SW, Pre-Gain, Post-Gain) / Lead(Pre-Gain, Post-Gain), Low, Mid, High, Reverb, Resonance, Presence
  • 端子 : FootSW, FX Loop, MSDI Out(XLR, USB), Phones, Speaker Out(16Ω/8Ω)
  • サイズ : 356(W) × 185(H) × 197(D) mm
  • 重量 : 約6.55kg

◎実売価格 ¥59,800~ (2018.4月時点)


エディーの名演を支えたPeaveyの6505ミニヘッド。EVHに比べ、随分お安くなっております。製造国が関係しているのかな、こちらはメイド・イン・チャイナ。

プリ管は3本搭載。3バンドEQ、エフェクトループ、リバーブ付き。リズム、リード各チャンネル毎にゲイン調整とボリューム調整が可能なのは便利。更にプレゼンスとレゾナンスもあります。

サイレントレコーディングに対応したMSDIアウト(キャビシミュ)もあり、機能面ではEVH以上に充実していると言えます。ただ音を確認しましたが、MSDIは使えないですね(-_-;)。よくあるこもった音といった印象。

チャンネルはリズムとリード。リズムチャンネルはクリーンからかなり深い歪みまでをカバー。リードチャンネルはもう激歪みですね(笑)。ディストーションチャンネルです。

こちらの海外での評判は、賛否別れている感じです。極悪に歪むリードチャンネルはメタラーには高評価ですが、歪みすぎるのとノイズが気に入らず、真空管交換をオススメする方もいます。
一方でリズムチャンネルでのクランチが良いという意見があるのが面白い。確かにデジマート製品レビューでも、リズムチャンネルが絶賛されています。(レビューは日本モデル)

私も見ましたが、うん、素晴らしいクランチ。微かに歪んだクリーンも個人的には大好きですね。このチャンネルだけで欲しくなっちゃいます。

内部コンデンサのアップグレードと、初段真空管をECC83に変更した日本限定モデルが兄弟機として発売されております。8万強という強気な価格ですが、どれ程違うのか気になる所です。

参考動画

無駄のないレビュー動画です。トータルでサウンドを聞かせてくれ非常に有難い。

やっぱりクリーンはチューブアンプらしい温かいサウンドですね。クランチもがっつり歪んでます。TS9でブーストしてますがこのチャンネルだけで十分だろ!(笑)。

リードチャンネルも弾く人が弾けばカッコイイ。ええ感じですね。

結果・・・

どちらも欲しい!という、やっぱりな結果に。

個人的感触は、歪みの質感はEVH、クリーン・クランチサウンドはPeaveyに軍配。
価格も流通量も、現在入手しやすいのはPeavey。

EVH LBXは「2」の方に興味があるんですが、価格がねぇ~。貧乏だからねぇ~( ;∀;)

でも、高額なブティック系の歪みエフェクター買い漁るより、思い切ってアンプ買っちゃった方が後々後悔しないのは確実だ。(経験者は語る)

自宅使用の贅沢品としては、ココがマックスかな。私の環境では出力、サイズ共にベストな2機種。

ど、ち、ら、も、か、お、う、か、な(笑)。