日本ハードロック界の頂点に君臨し続けるギタリスト「高崎晃」

このコーナーでは、私が本当に大好きな、ギター弾きには是非聞いておいてもらいたい、グレイトなギタリストを紹介していきます。もちろん超有名人ばかりで、知っている方はきっと「何を今更」と思うことでしょうけど(笑)。

それでも、自由に語っちゃいたいと思っとります。お付き合い頂ければ幸いでございます。<(_ _)>

今回は、コチラのお方!

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高崎晃 Akira Takasaki

日本が誇るハードロックバンド、「Loudness」のギタリストです。
Loudnessは幾度とないメンバーチェンジや、ドラムスの樋口宗孝氏の早すぎる死など、紆余曲折を経ながらも、現在も精力的に活動しています。国内だけに留まらず、海外でも多くの公演を行っています。

メンバー全員がハイレベルですが、その中でも一際輝きを放っていたのがギタリストの高崎晃氏でした。そのプレイは超絶で、華麗。その他大勢の速弾きギタリストとは一線を画すリフを奏で、メロディアスなソロは今聞いても素晴らしいとしか言いようがない。

デビューはアイドルバンドだった!?

高崎氏は「レイジー」というバンドでデビュー。そしてこのバンドのボーカルは、現アニソン界の帝王、影山ヒロノブ氏。私はデビュー当初の音源はほとんど聞いたことがありません。たしか「赤頭巾ちゃん御用心」という楽曲がヒットしたとか何とか。

タイトルからして全く興味が沸きませんでしたね(笑)。私の聞いたことがあるのは「宇宙船地球号」というアルバム。調べてみると80年発表なので、レイジー後期の作品だと思います。こいつはかなりカッコいい作品でした。

音楽性についていけなくなった時期も

アーティストである限り、たゆまぬ探求心はもちろん必要ですし、日々成長していかねばならない、立ち止まることを許されぬ生き物だと思います。
高崎氏の音楽性も、ある時期から変化を見せ始め、私が大好きなハードでカッコいい音、メロディアスな楽曲が皆無になってしまいました。スローでダークな宗教チックな音楽という印象しか持てませんでした。

当時のバンド仲間は「高崎晃は出家した」と表現していましたが、言いえて妙。そんな感じで、以来まったく彼の音を聞かなくなってしまいました。まぁこれは好みの問題でありますので、好きな方はご容赦の程を。

本人も自覚はあったらしく、Young Guitar誌のインタビューの中で「ファンがついてこれなくなった」と述べていましたね。

Anthemはパワーアップしているぞ!

私は、Loudness第4期(1994年)以降、10年間全く彼の新作を聞くことはありませんでした。久しぶりに買ったアルバム「Racing」(2005)を聞いても、「ああ、まだ帰ってきていないのね…。」と正直ガッカリしました。

私は当時、ハードロックを渇望していたんです!

それもジャパニーズハードロックです。
そんな中、好きだったバンドの一つ、Anthemも再結成活動中ということを知り、ベスト盤「Core」(2007)を手にした所、猛烈にかっこよかった(笑)。Anthemの再結成後のアルバムは即全買い致しました、ハイ。

やっぱり待っていて良かった!!

あの音が帰ってきた…のか?そう感じたのは、残念ながら樋口さんが亡くなった後のアルバム「King Of Pain」を聞いた時。2曲目の「The King Of Pain」で、もしかして(半信半疑)?続く3曲目の「Power Of Death」を聞いて確信に!

「聞いたことあるリフだよ、これだよ、これ!」

この曲を聴きながら涙がこぼれそうになったことを思い出します。以降のアルバム「Eve To Dawn」「2012」をすぐに購入致しました。(アルバムが届いて音を聴くまで少し不安があったことは秘密です)

この2枚を聴いて、間違いなく、確実に、大好きだった高崎晃が帰ってきたと思いました。二井原氏も更に歌唱力を上げており、山下氏のベースラインがめちゃくちゃカッコいい。ホント、待っていてよかったよ。

このアルバム、この曲を聴くべし!

ここからはギタリスト、高崎晃サウンドを存分に堪能できる、おすすめの楽曲たちを紹介していきたいと思います。もちろん独断と偏見で。全てLoudnessからの選曲です。

The Law Of Devil’s Land ~魔界曲章~(1983)

●「Speed

勢いのある楽曲です。ベースソロもあります。ザ・高崎晃、というギターソロですね。メロディアス!

Disillusion ~撃剣霊化~(1984)

これはもう、アルバム自体をおすすめします。いわゆる名盤というやつです。1曲目の「Crazy Doctor」のソロは速弾きギタリストの登竜門と言える程有名ではないでしょうか。私の好きな流れは、

5.「Explorer」からの、6.「Dream Fantasy」です。間違いないっ!

Explorerではアンプのノイズも聞こえるところがイイですね。Dream Fantasyは楽曲自体が素晴らしい。その上リフがかっこよすぎ!ソロがかっこよすぎ!

ちなみにこちらのアルバムは英語バージョンもありますが、個人的には日本語バージョンを激推ししときます。

Thunder In The East(1985)

●「Like Hell

リフがCrazy Doctorと少し被りますが、良曲です。このアルバムでLoudnessは世界へと羽ばたいていきました。こちらも数多くのファンに支持され続けているアルバムです。

Shadows Of War(1986)

●「Let It Go

今までのLoudnessには無かったタイプのポップな楽曲。ギターサウンドも美しく、非常に聞きやすいので、どなたにもお勧めできます。

Hurricane Eyes(1987)

●「S.D.I.

テクニック全開、ギタータッピングが凄まじい。そしてボーカリスト、二井原実が完成したであろうアルバム。

Early singles(1989)

●「Gotta Fight

ミディアムテンポで軽快な曲。こちらもキャッチーで聞きやすいですね。昔バンドでコピーしましたよ。ライブでの1曲目によく演ってました。

Soldier Of Fortune(1989)

ボーカリストがマイク・ヴェセーラに交代した1枚目のアルバム。実は私はマイク在籍時のLoudnessも大好きなんですね。シンプルにかっこいい。この時期のLoudnessをコピーしたことにより、ある程度ハイトーンが出せるようになりました。私にとって大切なアルバム。

1曲目の「Soldier Of Fortune」、ロックギタリストならまず間違いなく聴いておくべき曲です。

On The Prowl(1991)

●「Long Distance

二井原バージョンもありますが、私はこちらが好きですね。ギターソロではスウィープを聞くことができます。

●「In The Mirror

こちらもマイクバージョンが好きなのでここでお勧め。Loudnessの代表曲のひとつです。

Loudness(1992)

大きくメンバーチェンジし、発表したアルバム。ボーカルは山田雅樹、ベースは今は亡き沢田泰司。今までと全く違う音色で、山田雅樹のクセのある歌い方にも賛否両論ありましたが、私はこちらのメンバー構成も大好きです(笑)。

なんでしょうね~、聞き込むほどに良さが分かってくる感じの楽曲たちが詰め込まれています。ギターはこれまでよりも、重心の低いサウンドとなっていますが、それもカッコいいんですよね~。

しかし、次の作品で長くてスローでダークな楽曲が肌に合わず、この後約10年、私はLoudness、いや、高崎離れを起こします。

King Of Pain ~因果応報~(2010)

●「The King Of Pain

高崎サウンド(私が好きな)が帰ってきたと感じた、思い入れのある曲。そして、この曲にはギターソロらしいソロがありません。他にも何曲かがそうですね。簡単には帰ってきてくれない所がまた高崎晃氏らしい(笑)。

ただ、新メンバーのアンパンさんをフィーチャーするためだとか何とか、どっかのインタビューで見聞きした気がします。

Eve To Dawn(2011)

●「Survivor

イントロでやられました。ギタータップからの刻み、そこからのドラムイン、ツーバスLoudnessのカッコよさを感じた曲。

2・0・1・2(2012)

●「Break New Ground

いやぁ~、もうバッキングがカッコイイですよね。速弾きソロなんておまけに思えてくるほど、高崎氏のリフが最高です。特に難しいことはしてはいないと思うんですがね。リズム隊が生み出すグルーヴ感との相乗効果もあるのでしょう。

The Sun Will Rise Again ~撃魂霊刀~(2014)

●「Got to be Strong

変則チューニングの重たい曲。これもバッキングに惚れました。バッキングフェチに目覚めたかも(笑)。そのせいか、少し長い曲ですが全然聞ける。ホントギターの音がカッコいい。Bメロの疾走感も堪りませんな。

まとめ

今回はハードロックギタリストの雄、高崎晃氏をピックアップしてみました。若い方やハードロックに興味の無い方は、ギタリストでも知らない人が多いかもしれませんね。YouTubeでも結構動画が上がっておりますので、是非一度ご覧になってみて下さい。

Jpopなんか飽きたなぁ、とか、ハードロックってどんな音楽だろう?、とか思われている方にこそ是非知って頂きたいです。次回はワンワン吠える、あのバンドのギタリストをピックアップしようかと思案中。

それでは、今回はここまで。お疲れ様でした。