龍が如くシリーズを語る

PS4購入記念記事!(いまさら^^)

一世代前ゲーマーの私、遂にPS3を卒業し、PS4をゲット。

今回は大好きな「龍が如く」について物語の核心を突くネタバレはなしで語りたいと思います。

本体ゲットしたてなので、最新作の7、ロストジャッジメントはまだ未プレイ。その他のタイトルは全てプレイしています。

PS4購入記念ということで、PS4でプレイ可能なもののみを勝手につらつら語らせていただきます。未プレイの方の参考になればいいな、的な記事でございます。

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推しゲー龍シリーズ語り

ナンバリング

龍が如く極

素直な感想
  • “どこでも真島”が面倒
  • 敵回復システムの是非
  • 少し言葉足らずな部分が目立つ

記念すべき龍が如くシリーズ1作目のリメイク作品「極」。様々な追加要素に加えグラフィックもパワーアップ。しかし個人的にはもう少し丁寧さが欲しかったかな。

維新、0と続き、ある種完成されたグラフィックとシステムを継承しているのはポイント高いんですが、ところどころ粗さが目立つんですよねぇ。

桐生の兄弟分、錦山の追加エピソードが逆に彼の小物感を増してしまった印象です。後、面倒くさい強制イベントと敵の硬さが個人的には嫌いだ。

愛ゆえに酷評しちゃった感ありますが、龍が如く入門はやはりこの「極」からが間違いなし。

龍が如く極2

素直な感想
  • 正統進化リメイク作
  • 出演者がおもしろ豪華
  • 桐生が強くなり過ぎる

龍が如く2作目のリメイク「極2」。発売時系列的には6の後でドラゴンエンジンを搭載。戦闘モーションや各種システム面でも6を踏襲しつつ確実に進化。

蒼天堀が舞台になることから、0に関する補完エピソードやミニゲームを追加。シリーズを余さずプレイしてる方には最高ですが、未プレイの場合遊ぶ順番が難しいと思う。

極2は非常に丁寧に作られており個人的満足度はかなり高め。ただし桐生が強くなり過ぎてバランスブレイクしてしまう傾向があるので、頑張って自制しましょう(笑)。

今の所ドラゴンエンジン搭載のアクションゲーではコレが最新。

龍が如く3

素直な感想
  • 流石に動きがもっさり
  • 敵が硬い!
  • 物語前半は賛否

2009年PS3にて発売された本作。2018年にリマスターされPS4でもプレイ可能に。

舞台のスタートは沖縄で、これまでとは毛色が違う物語前半部分は評価がはっきりと別れています。個人的には全然“アリ”でしたけど。

10年以上も前の作品なので流石に古さを感じます。システム面では敵がちょっと硬くて特に雑魚戦がダルい。プレイテンポが悪く快適とは言い難いです。

良い点はと言うと、極2もそうでしたが、ボスが実にボスらしくカッコイイ。これ大事ホント。あと、やっぱり泣いちまいましたよ…。

龍が如く4

素直な感想
  • 操作キャラ(主人公)が4人
  • 桐生の存在感が薄い
  • 先読みしやすいストーリー展開

2010年にPS3で発売、2019年リマスター。

操作キャラを複数にするという挑戦的な作品。後の作品にも登場する秋山、冴島といった人気キャラを生み出したのが4の最大の功績だと思う。

主人公4人それぞれの視点から物語を描き、所謂“答え合わせ”に向かい辿り着く、という流れなのですが、残念ながら先読みしやすいです(笑)。

プレイヤーの意表を突こうとするこのストーリー、龍シリーズの悪い部分が出てると感じます。単純でいいと思うんだけどなぁ。そして敵キャラに魅力がないのが致命的。

愛ゆえの酷評(2)ですが、秋山、冴島、谷村それぞれの物語には熱い部分が多くありました。その反動か、桐生ちゃんの影が薄し…。

龍が如く5

素直な感想
  • 複数主人公
  • ボリュームは満点
  • ストーリー終盤…

2012年にPS3にて発売され、2019年にリマスターされました。

前作に続き複数主人公システムを採用。各主人公それぞれの人間模様が描かれた物語は非常に面白いです。アナザードラマは時間を忘れてハマってしまいました。

特に遥を操作可能というのは新鮮で、各種ミニゲームもしっかり作られていて面白かった。ホント主人公個別シナリオは凄く良かったと思いますよ。

ただしまた悪いところ出てるんですよ。プレイヤーの裏をかこうとして失敗した典型のような最終章。かつてなくアガらなかった(笑)。

また、本作の結末にも全く共感できず。この5の結末が桐生一馬最後の物語である6の方向性を決めたのは間違いなく、ただ残念だ。

龍が如く6

素直な感想
  • 多数の芸能人参加の是非
  • 既存キャラの扱い
  • フルボイスの是非
  • 戦闘がつまらない

桐生一馬最後の物語と位置付けられた本作。巷の評価は芳しくないですが、個人的にはそこまで悪くはないという感想。5でああいう終わり方したんだからこうなりますわな。

桐生の最終作ということで豪華にしたかったのでしょう、多数の芸能人の方が参加し、みな物語の中核を担うキャラという立ち位置。その割をくったのが既存のキャラたちで、ほぼ出番なし。棒読みの極み清美ママの存在も強力です(笑)。

今回はサブストーリーもボイスが付いてるのですが、これが意外によろしくない。読み上げ待ってるとテンポが悪くなるし、面白シーンが寒く感じるんですよ。自分の脳内で声とか掛け合いの間とか勝手に想像膨らませるからこそ面白いって事に気付かされた。

そして戦闘。シリーズ史上もっとも地味な戦いを強いられます。追い打ちの極みすらないし武器も所持できない。アルティメットモードのごり押しか虎落としゲーです。リアリティを追求した結果、快適&爽快感が失われました。

さらに本作もボス戦アガらない。

また沢山ダメ出ししちゃいましたが、山下達郎の楽曲も相まって映像作品のような味わいがあります。感情を揺さぶられるシーンも結構あるので、映画を観る感覚で気楽にプレイするのが良いですね。ファンならこの結末は見ておかないと、ですね。

龍が如く0

素直な感想
  • ストーリー最高
  • 真島吾郎を操作できる
  • 出演俳優陣最高
  • 主人公が強くなり過ぎる

2015年に発売された龍が如くはじまりの物語。後付け作品にはなっちゃいますが、何もかもが見事にハマった良作です。個人的には神ゲー。

もうとにかく全部楽しい。戦闘はヒートアクション豊富で爽快感抜群。シリーズ屈指の人気キャラ真島吾郎で大暴れできるのもたまんない。

出演俳優さんたちも世界観に合い過ぎ(笑)ててメチャクチャ良い。特に鶴見辰吾演じる佐川が良い味出してて没入感高めてくれました。で既存のキャラも各々深掘りされ、錦山や嶋野はかなり評価が上がりましたね。

またサブストーリーにも力が入っており、時間はかかるがちゃんと面白い。不動産と水商売のミニゲームの出来も半端なく、本編が進まなくなること間違いなし。ユキちゃん最高!

唯一の難点は主人公が強くなり過ぎる。今作では金さえあれば際限なく能力を上げれるので、極2みたく自制した方が楽しめると思います。

とにもかくにも、本編のストーリーが良いのが0が名作と言われている最大の所以でしょう。ホント何回もプレイしたくなります。

スピンオフ

龍が如く維新

素直な感想
  • 上手く練られたストーリー
  • 戦闘が楽しい
  • 尻すぼみ感あり
  • 主人公が強くなり過ぎる

2014年に発売された時代劇スピンオフ作品。間違いない良作。

坂本龍馬と新選組、日本人にとってのパワーワード。史実を知らなくても充分楽しめる内容だと思いますが、登場人物名を知っておくだけで楽しさが倍増します。先にるろうに剣心とか銀魂とか読めばいいかも(笑)。

0のベースとなったであろう戦闘システムが秀逸で非常に楽しいです。また刀や銃などの装備品を収集、強化する要素も中毒性が高く、素材探しが時間ドロボーの極み。

本編シリーズのキャラが多数出演し配役されています。意外なキャラが意外な役をやっていたりするので、そういった部分でもファンなら楽しめます。

不満点を挙げるとすると、やはり主人公が強くなり過ぎてしまうこと。これはいい加減何とかバランス取って欲しいですね。後は最終盤かなぁ。場に相応しくないキャラや演出が個人的には不要でしたね。

まぁでも0に続き個人的満足度はかなり高い作品です。

ジャッジアイズ

素直な感想
  • キムタクが如く!
  • かなり丁寧に作られている
  • 戦闘バランスが良い
  • キムさん…

PS4買って真っ先にプレイしたのがコレ。木村拓哉主演という事で話題になりましたが、想像以上に良かったです。陳腐な表現ですがまさにドラマのよう。

言葉足らずな部分が全くなく、プレイヤーの疑問にはしっかりとアンサーがあります。極道ものとは違う軸で話が展開していくのも新鮮でした。

戦闘バランスが中々よく、敵から受けるダメージが結構あるので緊張感ある戦いが楽しめます。致命傷システムも〇。ただショートカットは使いにくかった。

八神を取り巻く仲間たちもそれぞれに活躍の場が設けられており、ワンチームの様な一体感がなんか凄く良かったですねぇ。龍が如くには見られなかったもの。

ただしこの作品、唯一とも言える致命的な不満点があります。そう、それがキムさん。ゲームテンポを崩し強制的に大量の敵が沸く超面倒くさいシステム。これ確実にこのゲームの評価に悪影響を及ぼしてると思いますよ。

このイベントのために勝手にバトルに参加してくる住人を用意したのでしょうが、これも邪魔なんですよねぇ。プレイヤーが回避不能な強制面倒システムなんてマジで不要。これ楽しいと思って作ってんだったら考え直した方がいいよ製作者さん。

たった一つの強制システムで神ゲーになり損ねてしまった感のあるジャッジアイズ。至極残念。

終わりに

ちょっとダメ出しばっかだったかも(-_-;)。

なんか書き始めると次々思う所が出てきて、後半になるほど溢れ出てしまいましたね。ネタバレせずここまで書けるんだからそれほど好きなシリーズな訳ですよ。

見参もゾンビもクロヒョウも当然やりました。漫画「軍鶏」のようなクロヒョウはかなり好きなので、是非ともPS4で遊んでみたいタイトルですけどね。

今絶賛「北斗が如く」をプレイ中なんですが、何だかんだみんなに言われていてもやっぱ楽しいです。7も既に入手しているので、順次遊んで行こうと思ってます。

音楽サイトなんで、ゲーム音楽についても多く語りたいですなぁ。楽器系はしばらく贅沢する予定はないので、音制作に励む方向になりそうです。

では今回はゲームな回でしたぁノシ