ドイツからの個人輸入まとめ

私、人生初、海外から楽器をネット購入(個人輸入)してみました。

クレジットカード関係で色々面倒臭い事もありましたが、商品発送からは割とスムーズだったのではないかと思います。

今回はどのように我が家に辿り着いたのか。日本郵便の配達履歴をご紹介すると共に、個人輸入について、今回感じた事などをつらつら書いていきたいと思います。

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配達状況詳細

日本郵便の追跡履歴。

ドイツの「Thomann」にて商品購入。
5/27に注文(取引成立)して即発送。
配送業者は「DHL」。

日本に到着するまでが長く、かなりやきもきしましたが、入国してしまえば自宅まであっという間。通関手続きで時間がかかったりする場合もあるらしいのですが、サクッと通過してます。

個人輸入総括

英語スキルは必要?

会話力は不要ですが、読解力は必要です。私は全然しゃべれませんが、文法はある程度理解できるので、英文をなんとなく理解する事が出来ます(単語の意味が分からない感じ)。

翻訳サイトを活用すれば内容はほぼ分かります。ただ何かトラブった時にはこちらから発信しなければいけませんので、そこは気合で乗り切ろうと考えてました(笑)。

決済関係で、実際トラブりました。お助けサイトの力を借り、2度程こちらからメールを送りました。

なので全く英語が分からない方には、個人輸入はオススメ致しません。「ある程度理解出来るよ」とか「何かあった時は気合で乗り切るぜ!」って方はチャレンジする価値はあると思います。

価格的にどうなの?

アメリカから買うにしろ、ヨーロッパから買うにしろ、必ず為替の影響を受けます。FXとかやったことある方なら分かると思いますが、今はあんまり価格的には美味しくない状況です。

国内で買うのと大差ないばかりか、高くつく場合もあります。店舗による価格差もありますし、色んなことを加味して考える必要があります。国内で買えるものを無理して個人輸入する必要はないですね。

ただし、ものによっては国内正規品の価格がかなり盛られている場合があると、海外の販売サイトを見るだけで気付けます。

例えば「EVH 5150 Ⅲ LBXⅡ」というアンプ。

国内だと10万円以上の製品。
Thomannだと約5万6000円+送料6500円+国内消費税、トータル約6万5000円で入手できます。アンプの場合は電圧の違いから様々やることがありますが、かなりの価格差ですな。
(※価格は2018年6月時点)

1年保証でこの差を高いとみるか、安いとみるか、いかがでしょう?

関税と消費税

上でも少し書きましたが、商品価格以外に支払うべきものがあります。

それは、送料と消費税だけ、です!

楽器の場合、関税は掛からず0円也。消費税は8%ですが、これは商品価格の60%に掛かります。商品価格が10万円だとすると、6万円に8%の消費税が掛かり、4,800円が加算されます。

商品価格送料消費税支払総額

となります。

国内消費税は商品到着時、代引きの様に日本の配送業者(日本郵便)に支払います。

すべて自己責任

個人輸入の際に一番肝に銘じておかなけらばならないのがこの「自己責任」です。

「何があっても自分で何とかする」というのが当たり前、なんですが、そこまで重く考える事も実はないんですよね。

故障した時、内部配線から何から自力で修理しなければならない。なんてことは無く、個人輸入品でも修理してくれる所は探せばくさるほどあります。それを自分で探せるかどうか、が大事。

電源を使用するものならば、電圧の違いやデメリットを理解し、国内で使用するために必要なものを揃えなければいけませんが、メーカーサイトや英語マニュアルを熟読したり、ヘルプページを探せば何とかなります。

商品自体が到着しない場合等も、頑張って英語でやり取りする必要が生じますが、今の時代、調べれば誰かがシェアしてくれている可能性が多いにあります。手も足も出ないことはありません。

問題を理解し、解決する正しい方法を探し出せ、対処する手段を持つ。これらが出来るのなら、過剰に「自己責任」を恐れる事はないと個人的には思います。

終わりに

今回、商品を注文してドイツから自宅に届くまで12日。早いですよね~。購入前は1カ月くらいはみていました。ただ、カード決済で数日ゴタゴタありましたけど(笑)。

ついに海外からの購入も抵抗が無くなってしまいました。ピックアップとかキャビネットとかなら個人輸入がいい気がしますが、サウンドハウスで取り扱いがあればそっちの方が安いです。

でも、違う国、店舗での購入は二の足を踏んじゃうなぁ。今回利用したThomannはサイトの作りが見やすく、ヘルプページも知りたいことがキッチリ書かれていて非常に好感触でした。

Thomannで今気になっているモノは、Bare Knuckle Boot Campシリーズ。ベアナックルの新しいピックアップですね。Muleなんかに比べるとかなりお安く、気になります。

国内未発売製品に狙いを定め、今後またお世話になる気が致します。
(でも今は金がねぇ~~!)