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ピアノ音源比較してみる2025

今回は、何回目かのピアノ音源比較会~♪

ただし、私が所有しとるヤツですわ。日々新たな製品が登場してますけど、あれこれ何でもかんでも飛びつくのは正直言ってキリがなく極論、無駄なのではないか?と思い始めています。

これはピアノ音源に限った話ではなく、DTM系デジタル製品全般に言えることです。だって昔と比べて滅茶苦茶価格下がってるでしょ?これは製品自体の機能や種類が頭打ちになってる証拠とも言えます。もう出尽くしてるんですよ。

メーカーさんは大変でしょうけどねぇ。

なので私はもうこれ以上余計なものを買いたくない(笑)ので「今持ってる音源で十分なのだ」という事を確認したいと思い今回の記事を作成いたしました。

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はじめに

今回比較するピアノ音源
  • ujam Vogue
  • Toontrack EZkeys2
  • Modartt Pianoteq7
  • UVI Keysuite
  • Native Instruments Giant
  • Studio One Presence
  • Korg M1
  • Korg Triton Extreme

私の手持ちピアノ音源は取り合えず以上。他にもエレピなり総合シンセとかもありますが、純粋なアコースティックピアノはこんくらいかな。特に新しいものはございません。

音源はMP3(320kbps)で統一基本プリセットそのままで、リバーブ感だけはちょっと揃えてる感じです。ま、テキトーね。パッと出る音はこんな感じよ、っていう聞き方をしてくれればいいかと思います。
フレーズの方は15秒ほど。Studio Oneのコードトラック機能を使い、EZKeys2でMIDI変換して作成したものになります。

Korgの音源2つだけは半分お遊び的な特別参加枠。純粋なピアノプリセットもありますが、なんか面白くなかったので自分の気に入ったキラキラ系の音色を選んで鳴らしてます。欲しくなるかもよ?

参考にCPU負荷を一応載せてます。環境により数値は変わるでしょうが、重い軽いは分かると思います。

音比較

ujam / Vogue

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vogue
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Studio One CPU負荷 : 10

My thought

自動演奏機能が特徴のujamピアノ音源。音的には癖が強いものが多いかな。プリセットも沢山あるけど何がどんな音か名前で判断するのは難しい。

Studio Oneのコードトラックに対応しているのが凄く便利で、しっかりと伴奏をしてくれます。ただそのままだと単調に聞こえる部分もあるので、こだわるなら気に入ったフレーズを手動でぶち込む手間は必要です。

歌専の俺にはこれはかなり頼もしい味方です。音的には他の音源に劣るかも知れませんが、気になるなら挿し替えればいいだけなんでね。便利ツールとしては大好きでございます。

ハマれば強い便利アイテム。

Toontrack / EZkeys2

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ezkeys2
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Studio One CPU負荷 : 6

My thought

まさに中央値、腰の座ったサウンド。プリセットからリバーブは増し増し。EZDrummer3同様、Bandmateのフレーズ自動生成機能が最大の特徴でしょうが、完全無欠ではないので、正直そこまで頼りにならない。

ただ、Studio Oneのコードトラックとの相性が凄く良くて、作成したコード進行をEZkeys2にRecして取り込み、Replace Midiでパターンを作成するのが最強の使い方だと思います。

ujamで満足いかない、もしくは時間がある時はコチラの方が断然良い結果になりますね。EZkeys2は音も機能も素晴らしく、それでいてCPU負荷が軽いのも他の音源より優位性があります。

迷ったらコレ使え!な素晴らしい音源。

Modartt / Pianoteq7 St

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pianoteq7
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Studio One CPU負荷 : 15

My thought

Pianoteqは所謂モデリング音源ですが、個人的に音はもの凄く好きです。ピアノならばコレ、という感じでずっとメインで使ってきました。アドオンも沢山購入してるので今後も間違いなく使用していきます。

EZkeys2の後に並べるとエアー感が強く軽めに聞こえるかと思いますが、それはプリセット次第ですし、アンサンブルに入れるとコチラの方が良い場合もあります。

私はStandard版ですが、本当に多くのピアノサウンドを扱えるのでコレ1つあればサウンド面では困ることはないと思います。欠点はやはり重い事でしょうか。私の環境では15〜20%くらい持ってかれる。

あ、ちなみに7からアップグレードしておりません。今最新版はいくつなんだ(笑)?使えるんだから問題ないんですけどね。メチャクチャ軽くなってるんだったら買うの考えますけど。

コレ1つで充分、そんな頼れる存在。

UVI / Keysuite

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keysuite
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Studio One CPU負荷 : 9

My thought

UVIの鍵盤総合音源Key Suite。アコースティック、エレクトリック、デジタル系の鍵盤音源3種のバンドルでセールを狙えばコスパはかなり高いと思います。

こちらは前に出てくるサウンドで、1音1音に芯がある感じがします。プリセットは今回Dの名を冠するモノを選びました。少しディレイ効果を弱く設定してます。操作性は画像の通りとてもシンプルで◯。

通常のピアノ以外にもエレピやシンセ系といった豊富なサウンドを使える為、鍵盤音源をまとめてゲットしたい方にはかなりオススメです。欠点は、無料サンプラーのWorkstationが使いにくい事かな。

鍵盤詰め合わせセットが欲しいならコレ。

NI / Giant

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giant
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Studio One CPU負荷 : 8

My thought

昔から存在しクソ重音源だった印象も今は昔。でもでも使える音しとるやありまへんか。軽快できらびやかな成分を含むこのピアノサウンドは使い所ありそうです。操作性もシンプルなのが良いですね。

個人的に大分前からNI離れはしているのですが、Kontaktだけは使っております。これまで買った資産がありますからね。でも7からアップグレードしておりません(笑)。今回半額セールが来てチャンスだったのですが、必要に迫られておらずスルーしました。

私、サブスクと完全版商法ってキライなんだよねぇ。これは消費者のワガママかもしれませんけどね。そうやって老兵は時代に取り残されていくのかもしれません。

今でも全然使えるピアノ音源です!

Studio One / Presence

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presence
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Studio One CPU負荷 : 10

My thought

Studio One内臓音源。他のものと比べて音量が小さいので音量アップしとります。色々な操作系統がむき出しで個人的には嫌なGUI(笑)。シンプルなものが好きなんですゴメンナサイ。

意外にも負荷は高め。でも音はどうです?全然問題なく使えると思いませんか?正味3rdパーティ製のエフェクトや音源というのは自己満足の域を出ない部分も多少はあり、ぶっちゃけ音楽制作はDAWがあれば事足りるものなのです。

どこまでを許容し、何にこだわるか、を自分の中で明確にするのが理想ですね。でも欲望に負けてしまうものなんですよねぇ人間ってやつは。

音的に不満がなければコレで良し!

Korg / M1

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m1
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Studio One CPU負荷 : 9

My thought

おまけM1編。

どこかで聞いたことのある音その1。こういうキラキラしてるのって好きなんすよ。聞いてて癒されます。M1はプリセットが豊富で他にも面白い音色が沢山あります。選んでポンッができる音源です。

王道のものからキラキラしたもの、飛び道具までサウンドバラエティは豊富です。普通のアコースティックピアノの音もありますが、それは他に任せて、M1使うなら個人的には変則的に行きたいですね。

私はシンセのパラメーターって弄りたくもないんですが(笑)右上部のタブを切り替え、細かく音色を調整することもできます。恥ずかしながら私は全然こいつを理解しておりませんです。それくらい簡単に良い音くれるんで。

Korg / Triton Extreme

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tritonex
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Studio One CPU負荷 : 13

My thought

おまけTritonExtreme編。

聞いたことのある音色2。いやぁ~いいですね。昔はよく使われてたんじゃない?聞き覚え感が凄いある。でも今でも全然活用していける音だと思うのですがいかがでしょう?

真空管を搭載していた本機ですが、それもしっかり再現されてます。というか機能としてちゃんと装備されてる。音的な違いは正直本物を知らないので分からない所ではあります。

M1とは微妙にGUIは異なりますが、同じKorgの製品なので直感的に操作が可能です。仕組みが同じなんでね。コチラもM1同様膨大なプリセットがあり、サクッと素敵な音を出したい人にはとても有り難いです。

終わりに

あなたは何を基準に音源を選びますか?私は使いやすさを重視しています。プリセットから使える音がスグ出てくれるのがいいですね。数も使えるものがいくつかあれば充分。

ピアノ音源。

私的最適解は「EZkeys2」ですね。音、操作性、機能、拡張性、CPU負荷、どれを取っても頭一つ抜きん出てる感があります。Pianoteqも好きなんですけど重いんでね。まぁでもどれも使いどころありそうなんで、手持ちの武器的には満足かな。これ以上何も望まない。

そして大事なことを最後に。

どの音源も音色は他にも沢山ありますし、設定によりもっと多彩な音を生み出せます。気になるものはトライアルなどを活用して、是非ご自身でお確かめ下さい。動画などを活用するのも良いね。

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