最近、衝動買いを久しぶりにしてしまった。
今年初めてかも。
何を買ったかって?
なんか言いたい気持ちと秘密にしたい変な気持ちが同居してて、タイトルにはしなかった(笑)。SEO的な視点からは考えられない愚行なんだけど、別に広告貼ってないしどうでもいい。
なんか最近のWebサイトって広告踏まそうと必死なの多すぎでしょ。記事部分が見えないくらい上下にせり出すポップアップ広告とか、俺ああいうのは嫌なのよ。
って愚痴はその辺に置いといて、当然買ったのは音楽関連アイテム。それが滅茶苦茶良かったんで、即ポチっちまいやした。今回は私がハマったそれについて語っていきたいと思います。
大層に書いてるけど特別レアとかそんなんでもないから(笑)。
買ったもの

「Pizza Bagel Plugins / JJG Vocals」
はい、これ。やっぱプラグイン!
発売したて、起業したての新興プラグインメーカー様の数少ない製品の内の1つです。執筆してる現時点で3製品しかないんじゃないかな。この度、それを全部まとめてゲッツさせていただきました。※4製品目出てます
これはボーカル用のチャンネルストリッププラグインです。
最近はよく見る形式のものですよね。こういうの出たら私は軒並み試しているんですが、トライアルしてすぐに「買おう!」ってなったのは初めてかも。んで即ポチりました。
公式ではボーカル以外にも使えると明言してあり、各楽器のサンプル音源なども用意してくれてます。
▼PIZZA BAGEL PLUGINS
https://pizzabagelplugins.com/
製品詳細
GUI

チャンネルストリップとしては王道の形。6つのセクションがあり、各機能横並びに配置されてます。視認性が高く扱いやすい。手書き風なグラも味があり◯。
でも第1印象は「遊びの延長で作ったテキトーなヤツだなぁ」だった(笑)。
分類的には初心者用なのか?ノブは必要最低限しかなく細かい調整項目などを廃した作りです。でも、私的にはそれがいい。簡単操作で音もいい!それがずっと求めているものなのです。
- プリアンプ
- コンプレッサー
- イコライザー
- ディエッサー
- エンハンサー
- アウトプット
大枠はこの6セクションで構成されている。それぞれのセクションを1つずつ見ていきますか。
搭載機能
このプラグイン、挿しただけで音色変化が起こります。具体的には低域がロールオフし、高域が持ち上がる。アナログ機器的な挙動を模したもので、そこは前提として知っておいた方が良いと思います。
※後日アップグレードが入り、そのコンソール的な味付けのオンオフが可能になりました。ただし高域はフラットになりますが、低域はそのままです。
プリアンプ

プリアンプ4基、テープマシンを4基セレクトできます。それぞれ特徴が異なり、実に多彩な入力段です。ドライブノブが主役でプリアンプの個性とテープサチュレーション両方がブレンドされたコントロール部。
ドライブと名の付くノブって大概の製品ではちょい上げただけですぐ歪むものばかりなんですが、コイツはナチュラルで歪みにくく実用的。積極的な音作りもOK。波形チェックしましたが、倍音もしっかり細かく追加されます。質感も良い。
ここ、かなり好き。
コンプレッサー

よくあるワンノブコンプ、ではありますが、ミックスノブがありこれが肝になるのかも。コンプモードは5つ選択でき、ボーカル処理では定番にして王道の2種組み合わせなんかも用意されてます。
視認性の高いリダクションメーターと、オートゲインのオンオフボタンも搭載。コンプ難しいよぉ〜(笑)勢の私的には「もうこれでいい!」感をすぐに得られました。もう耳判断ね。
全てのモードそれぞれが良き。
イコライザー

EQは4バンド+ローカット。帯域もほぼ固定で、LowMidのみ調整出来ます。そのLowMidもカット専用という仕様。ここはブーミーな部分を処理するのに最適で、面倒くさがりな私にはこれまた最高の絞り込み機能です。
Highは1K辺りからのシェルフ、70sにすると膨らみ方が変わる。HighMidはベル型、3KHzを中心に持ち上がる。ブーストオンリー。Lowはシェルフタイプで600Hz辺りから上下に増減させられる。70sにすると500Hz辺りからの変化になる感じです。
帯域的に俺がバイブコーティングで作ったプラグインと大差ないのに、音が何故か違うんだよなぁ。
ディエッサー

次にディエッサー。選べるモードは536Aと902という2つ。元ネタ、わかんない(笑)。しかしながらそれぞれに特徴があり、歯擦音の除去というピンポイントな役割だけでなく「嫌な高域を取り除く」的なイメージで使える感じ。
具体的には、536Aは通常のディエッサー的な振る舞い、902の方は更に「HF Only」と「Full Band」の2種類から効果を選べ、HF Onlyにすると5KHzより上の高域が緩やかに減衰する。
私はNoiseworksのVoiceAssist側でディエッサーを掛ける事が定番なのですが、都度結果の良い方で行けばいいかな。とは言えListenボタンで効果を確認できますし簡単便利な機能だと思います。
エンハンサー

続いてエンハンサー。個人的には掛けすぎ注意な扱いが難しいヤツ。Saltは単体プラグインとしてもリリースされており、その簡易版という形でこのチャンネルストリップにも加えられてます。
モードはKosherとPinkの2種類。Kosherは1KHzを中心にシェルフ型で高域が持ち上がり、低域が沈み込む感じ。Pinkは7KHzが中心の山形の持ち上がり方で高域がロールオフされます。
単体プラグインの方が当然より細かい設定が可能。色んな素材に使えてそっちもオススメ。
アウトプット

最終出力段にはインプットとアウトプット、Gate機能もあります。で、ミックスノブがあるのがまた良いですね。ミックスではバイパスと異なり、段階的に効果のノリを確認できるのは面白いし便利。
いつも頼りにしてるVoiceAssist(Standard)のライド機能以外はこのプラグインで充分かもしれない。価格考えたらJJGのコスパは半端ねえ。
サウンドサンプル

参考までに、左側がJJG Vocalsメインのトラック。右側がJJG購入前に私があれやこれやしたトラック。今回の使用音源はマスタリング比較の時に使った原曲を流用。WAVファイルまんまです。ボーカルはリバーブも不使用。オリジナルプラグインなんかも多用してますが、普通に「コンプ→EQ→リミッター」という流れです。
次のように再生マークを色分けしておきますね。
- JJG Vocalsを使ってない音源
- JJG Vocalsを使った音源
いかがでしょうか?正直“どっちがいい悪い“の話ではないんすけど、個人的にはJJGは楽です(笑)。
今回の音的な部分から見ると、色々プラグイン並べてる方は太くどっしりした音。悪く言えば抜けが悪い。一方JJGメインで音作りした方は高域が煌びやかなのが特徴ではありますが下が足りない、みたいな所もあります。
ま、この辺は私のスキル的な問題ということでどうにでもできます。
JJG Vocalsの方は1~2分くらいでサクッとやったんすよ。でサチュレーションとかエンハンサーとかが面白くて少し過剰気味になっちゃった感じです。THDもオンにしてるのでEQもサチってますな。
不足してる部分は他で補う、という使い方がもう頭にあるのです。
終わりに
JJG Vocals、フリープラグイン「Schmear」のついでにトライアルしたのが出会い。
いやぁ、個人的には凄く満足だぁ。やはりボーカリストたるもの、ボーカル処理に関してはずっと何とかしたいと思っていた。「楽でそれなり」という怠惰な方向性で、ですけれども(笑)。
私のレベル的にはJJG Vocalsをメインに据える形で納得いくものになりそうです。補助プラグインも既に沢山所有しておりますので。正直他の楽器処理に関しては、適当でもいいと考えとる俺がいる…。
人それぞれ自由なのじゃあ!
ちなみにPizza Bagel Plugins(覚えにくい!)さんの他のプラグインもかなり良いです。現在無料のSchmearはボーカルにモダンな色付けを簡単にしてくれますし、エンハンサーのSaltは他のソースにもガンガン使える。操作が簡単で効果が抜群、最高っスよ♪
案件ではないですよぉ。回し者でもないすよぉ。
でもでも、私クラスのレベルと考えの人は、是非トライアルしてみてください。制限なく1か月試せます。自動調整系のプラグイン、もう必要なくなったぜい。

