Grok4.6で作ったオリジナルプラグイン

やっぱCursorっすよ!

DTMプラグイン開発において我が評価が散々だったGrokがこの度アプグレ&パワーアップ。

何がどう凄いとか数値がどうとかそういうのは全くもって分かりませんが、実際プラグイン作成に使ってみた感想としてはとってもグッド。

私のライトな使い方だとトークン余裕で余ってしまう。コストと性能のバランスがComposer2.5よりも優秀です。値上げしないでほしいなぁ。

って事で今回はまたまた「オリジナルプラグイン、こんなの出来ました!」の回。AI全任せでも中々に高品質に作れるものと、限界を感じてしまう部分なんかを語らせて頂こうかと思っとりま。

市販品はいらない…のか?

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はじめに

いつもの如く私語り。

Claude Fableなどのお高いAIをガンガン回せるようなコーディングガチ勢ではございません。貧乏性丸出しの“可能な限り安く”がモットー。

現在のところCursorを単月契約するのが丁度良い。無性にプラグインが作りたくなったり、時間的余裕がある時に利用する感じです。

CursorがSpaceXに買収されてどうなるかヤキモキしてはいましたが、今のところ理不尽な値上げなんかはない模様。とは言えOpenAIがモデルの提供終了を決定するなど、今後も何かしら変化は起こっていくかもしれませんので油断は禁物。

Grok4.6

以前、色んなAIモデルの比較テストを行いました。同じプロンプトでプラグインを作ったらどうなるか?的な。その時Grokはかなり残念な結果だったんですが、4.6になって確実に進化してます。

まず感触としてエラーがかなり少ない。この辺はComposer2.5との比較になるんですが、Grok4.6はほぼほぼ出ないです。私はビルドとか動作チェックは自分で行う派なんで体感かなりの違いを感じます。

で、前まではGeminiで壁打ちして最初のプロンプトもGeminiに生成してもらってたのですが、今はCursor1つで全て行うようになりました。Cursorで壁打ちしアイデアを生みコードを書いてもらう。

理由はGeminiがかなりの世話厨になってしまったこと。余計な細かい指示までプロンプトに組み込んでしまうので、全く意図しない機能や勝手な制限などを盛り込んでしまうのです。

Geminiに対するこの感覚、私だけ?

画像も動画生成も前の方が自分好みだったし、次回サブスク延長しないかもしれない。

プラグイン

今回作ったプラグインについての前置き的な部分を先に話しておきます。

紹介するプラグインはCursorでGrok4.6(Extra High)モードにて全て制作。ビルドやサウンドチェックは都度自分で行いブラッシュアップを図りました。

プラグインの構成としては、簡単シンプル操作なメインコントロール部と、詳細設定が可能なAdvancedモードの2刀流。最近のMeldaProductionの製品をお手本にしとります。作った本人にも関わらずAdvancedモード内のコントロールはあんま理解しとらんという。正直使える気がしないゼ(笑)。

なのでマウスカーソルを置くと各機能、説明文がフッターに表示される仕様にしております。

プラグイン紹介

イコライザー

シリーズとして各パート用に制作。これはボーカル用。言ってしまえば簡易EQです。はじめからピンポイントな帯域を作っといてそこだけでサウンドメイクして時短を図ろう、という面倒くさがりな私専用アイテムでございます。

周波数帯域について理解度のある人からしたら無用の長物なのは間違いない(笑)。サクッとポンッでいい感じにしてくれたら嬉しい私みたいな人間のためだけのプラグインなのです。需要などあるはずない。

まぁSonibleとかiZotopeとかAIプラグイン使えって話なんですが、どうも自分にとってはそれがベストって訳ではないんですよねぇ。これは感覚的なものなんですが…。自己満な世界なのですよ。

EQカーブの方はもうちょい詰めたいところではあります。

コンプレッサー

ボーカル用

音作りでコンプを重ねる手法というのは昔から存在しますが、使い方がよくわからんのでAIの力を借りて簡単な3段コンプを作ってみました。アイデアだけを提供しGrokに言われるがまま制作進行。

FET、オプティカル、VCAという3つコンプを搭載。前2段はボーカル用としては王道の組み合わせですが、このプラグインのコンセプトもその王道にプラスアルファした、みたいな感じです。

私のぼんやりとしたイメージからGrokが色々アドバイスをくれ、時にはダメ出しをくらいながらも形となった1品。このカラーリングもなんか勝手にやってくれました。結構気に入っている。

Geminiだと目茶苦茶“ヨイショ”するんで結構迷子になるんですよ。Cursor(Grok4.6)は壁打ち中だとドライで否定的な意見もくれるのが良いですね。

バスコンプ

今回紹介するプラグインの中で1番最初につくったもの。所謂グルーコンプ。グルーは接着剤という意味。複数の音やトラックをなめらかに一体化させてまとまりを出すコンプレッサーのことですね。

こちらも私は企画担当。偉そうに命令するだけ。このGUI実はGrokが初弾で組み上げたものなんですよ。既に整っておりすぐに気に入りました。私のプラグインのUIはほぼコレを基板にしています。

Advancedモードもノブが沢山あって眩暈がしますけど、実は簡単なものばかりなんですよねぇ。劇的な効果をもたらすものではないので耳判断がとても大切になります。

M/Sコンプ

こんなんも作ってみました。M/Sコンプは2ミックスの処理において中央の存在感を高めたりサイドの広がりをコントロールしたりできるもの。とは言え私にはこれまで無縁だった。だって難しそうだもんね〜。

でもでも、私でも簡単に扱えるくらい物凄くシンプルなものに出来上がったと思います。とりあえず掛けときゃ音圧が上がる、という(笑)。細かい内部設定などはマジでGrokさんに丸投げですわ。

気になる点としては、センターとサイドの境界がどの辺りなのかよく分かっておらず、そこを調整できるようにはまだしていないんですよねぇ。最初それを導入しようとしたんですが、思ったように上手くいかず結局固定値にして安定を取った感じです。そしてUIがまだ未完成の域。

リバーブ

ボーカル用チャンバーリバーブとして組み上げたもの。個人的にCursorで作るのが難しいと感じるリバーブエフェクトですが、何度も修正を繰り返し最終使えるものになった感触はあります。

これまでもリバーブは何度かトライしてきたのですが、お風呂場みたいになったり掛けた素材の音像がぼやけたり全然上手くいかなかったんすよ。IRとか使わないと市販クラスには到底及ばない。

んでもGrok4.6で粘り強くトライ&エラーを続け、アルゴリズムリバーブとして標準的なクラスにはたどり着けたのではないかと思います。いや、ただ私の耳判断なだけですが(笑)。

自分用にカスタム…したはずが、Advancedモードは触りたくねぇ~。

ギタースケールアプリ

最後にご紹介するのはギター練習用にいいかな?と思って作ってみたスケールアプリ。ギターコードダイアグラムアプリを以前作った事があり、その経験を活かし、Grokさんと共に作り上げました。

ですがコイツ中々に難産。ベースは出来たものの完成度を高める作業までは面倒くさくてやってない。とにかくUIが思ったようにいかなくてその作業で燃え尽きてしまった(笑)。

現時点ではスケール帳みたいなもん。練習用にはまだ程遠い。最終的にはAndroidタブレットで使えるようにするのが目的なんだけどね。

まとめ

実はどんくらいトークン消費するのか確認したくてClaude Fable5のhighモードでプラグイン制作を試してみたんですが、Grokと性能差はそこまで感じませんでした。トークンはゴリゴリ減りましたけどね。

むしろ初期UIなんかはGrokのがいい感じに出してくれましたから不思議だねぇ。マックスモードで使えばまた話は違うでしょうが、流石に残機が全てぶっ飛ぶのは嫌なので日和ってしまいましたわ。

でもAIの性能合戦は個人的には大歓迎。より賢いものが生まれ、コスパの高いヤツも必ず現れますから。

プラグイン制作という用途においてGrok4.6で必要十分なものは作れると感じます。前はComposer2.5もすげぇと思ってましたが、その時作ったプラグインはもはやゴミ箱の中(笑)。それくらいの差は感じとる。

とは言え本音では「やっぱ市販品には敵わないよね」って思う部分も大いにありまする。紛いなりにも自作してみたから分かるWavesやそれに準ずるプラグインメーカーの凄さ。

なので市販プラグインを今後まったく買わないのか?と問われれば答えはノー!ええのんあれば普通に買いますよ。

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