本日はBFD3.5について“浅く”語りたいと思います。一応音源も用意しとります。
一体誰得なんだ〜っ!てなりそうですけど(笑)、細かい操作の方法とかは探せばいくらでもありますから、そんな専門的な事を私がやるはずもなく能力もない。適材適所ってもんがあるんだ。
シンプルイズベストな「浅掘り」シリーズと題しての1回目はドラム音源BFD。サクッとポンッ!でイイ音にする事を目指すテキトー人間の私みたいなそんな方々に向けてお届けしたいと思います。おる?
ではでは、いってみよー!
はじめに
BFD3.5について
その昔BFDはドラム音源としては最強でした。時は流れ現在、ドラム音源は数多くのブランドから販売されており、激戦の末BFDは言わば王座から陥落した形です。今は年中激安セールを行なっております。
良いところ
- 音がリアル
- 細部まで作り込める
- Keymapカスタム可能
- エクスパンション豊富
- 安い
①音のリアリティは市場のどのドラム音源よりも優れていると思います。もう生ドラムです。
②故に音作りの幅も広く、気の済むまで作り込む事が出来ます。
③Keymapはプリセット的にいくつか用意されておりますし、個々にカスタマイズする事も可能です。Midiデータを扱う上でこれは結構大事な仕様ですね。
④販売されている追加音源(エクスパンション)も豊富にあって、音的にはそれらを導入したほうが有用有利ではあります。本体と同じくよくセールになるのでその時を狙うのが吉。
⑤最後に価格、もう超安い。ただ容量はかなり食う類の音源ですのでその点は注意。
悪いところ
- 音がリアル過ぎる
- 操作性はいまいち
- プリセットが良くない
- 起動に時間が掛かる
- エクスパンション有りき
①サウンドは各パーツの解像度が高く非常に生々しい。故に纏まりがなくバラいて聞こえる。パラ出しして全体を馴染ませるミックス作業は必須だと思う。
②UIはちょっと煩雑。Groove回りとか直感的には使えない。パターン探しが大変すぎる。全体的にフリー版くらいシンプルにして欲しい。
③本体内蔵のプリセットは良くない。まんま使おうと思えるサウンドは個人的にはない。プリセット毎に音量差もかなりあり耳が破壊されないように注意。
④inMusicに変わり都度認証する形となり起動時間が長くなった。地味にストレス。落ちることも増えた。
⑤音質向上を図るならエクスパンションは要チェック。特に3rdパーティー製のものはかなり良くてオススメ。高いですけどね。
サウンドサンプル

- Platinum Samples / Andy Johns Classic Drums
- Black Album Drums
- Vintage Recording Techniques
- Horsepower
- London Sessions
んなあ、結構持ってんな(笑)。この資産、やはり無駄にするのは勿体ない。それぞれ必ずどこかで使うと今心に決めた。
ではグルーブを適当に並べただけの簡単なフレーズですが音源をいくつか上げていきましょう。全てプリセットをそのまま使用。音量はラウドネスメーター見ながらやりましたけど、結構バラツキがあって聴感上で決めた部分が多々あり。
44.1kHzのmp3。各音源、“簡易アンサンブル”と“ドラムのみ”の2つをご用意しました。音質判断が効くモニター環境で聴くの推奨。スマホだとわかんねぇす。
本体

本体プリセットはトータル芳しくない。音量バラバラですし、抜けてくるサウンドは1つもない、そんな印象。使うなら出来るだけドライなモノを探して自ら手入れしていくのがいいかな。
その他Pop PunkやPop Rockは比較的整っていた気がする。内蔵のものはゼロから構築していく気概が必要だと思います。
Andy Johns Classic Drums

Platinum Samples産。著名なエンジニア、アンディ・ジョーンズの名を冠した追加音源。コレは個人的には最高です。他社製ドラム音源をいくつも持っているからこそ気付かされた“コレスキ”。
単純にサウンドが好みなんです。自分のやってるジャンルに合致してるのでハマりやすいというのもあるかと思います。100種類以上のキットとピースが収録されていて、不足などあろうはずがない。
プリセット数も多くて、どいつも使えるサウンドなんですよ。発売初期の頃にセールで買っといて良かった~。今は価格的にあんまオススメはしませんけどね。
Black Album Drums

今回作ったリズムパターン的に親和性が1番なく、そういう観点からは不利かもしれないと思いましたが、ジャンルをハメれば音的には即戦力。もう“あの音”でしょ。しっかり作り込まれていて好感触。
メタル系の楽曲を演る際、強力な武器になることは間違いなし。AFJとは違い、コンプの効いたパンチのあるサウンドですね。プリセットもタイトなものからルーズなもの、エアリーなものとバラエティに富んでます。
コレは素直に買って良かった。Oblivionなんかも気になってはいます。
Vintage Recording Techniques

名前からしてソソられる拡張音源。しかしながら、プリセット自体はあんま良くない。バランス取れてないもの多いんですけど…。金物どうなってんのよ、これがプロ基準なんですかね?少なくとも私的にはこのままでは使い用がないので、他のプリセットをベースにキットとして使えればいい?くらいの感覚です。
試した中ではLondon Sessionsのプリセットをベースにすればまだマシになる感じ。とは言え手直しは要ります。なので個人的にはあんまり出番はなさそうな音源になっちゃいそうです。
Horsepower

モコモコしてますなぁ。普通はこんなものなのでしょうか。バスドラどうなってんのよ(笑)。今回はプリセットそのままというコンセプトなので、どうしても低域のピーク音量に合わせた形になってます。
一応私の耳判断ではこのプリセットが一番マシだったのですよ。画像の通りプリセット数も控えめな拡張音源でございますので、どうしてもこのジャンルでこのサウンドが欲しい方以外は手を出さない方が無難かも。
でも私がロック人間だから、理解力が足りないのかもしれませぬ。
London Sessions

スネアの音がスパーンと心地よい。でもトータルバランス的にはやっぱいまいちですかねぇ。この拡張音源はプリセットが沢山入ってますし、サウンドは中々に私好みのものが多くあります。
使いどころはありそうな拡張音源なので、これは買って悔いなし。他の拡張音源のプリセットベースとしても使えそうな感じはあるので、単体ではいまいちだった音源と組み合わせて色々試してみたいですね。
せっかくならVintage Recording TechniquesやHorsepowerも活かしたいですからね~。
▼BFD Drums
https://www.bfddrums.com/
終わりに
やっぱ「BFDのプリセットは大体がそのまま使用するのは難しい」と結論付けざるを得ないですね。また公式拡張音源もその傾向があるのかも。各音源プリセット全部試して私なりに一番良さげなヤツをチョイスしたつもりなんですけど。
私の感触ではBlack Album Drumsはまんま使えるバランスだと思います。ジャンル縛りがあるけどね。でもやっぱAFJですよ。汎用性も高く個人的にはこの音の為にBFDが在る様なもの。メチャクソ昔に出たヤツなんですけどね。他社用には出てないよね?
で、公式エクスパンション、ちょっと手を出すのに躊躇してまうなぁ。トライアルできたらいいんすけどねぇ。生々しいのは良いんですけど、プリセットはもっと作りこんで欲しいというのが本音。冗談抜きで俺が自分で作ったセットみたいになってるのよ(笑)。
まぁ本記事の内容、基本ただの私の感想ですので、鵜呑みにはせんで下さい。


