ハイ試してみました。これはヤバいです。
音が、イイ。使い勝手も、イイ。
しかもNAMは元々オープンソースとして公開されており誰でも完全無料で使えるのであります。前試したときは「まあそこそこ?」みたいな生意気な感想を持ってしまったんですが(笑)今回触ってみたところちょっと感動。
他の有名なアンプモデラーを使ってないのでただ無知なだけかもしれませんが、Synergy売っちゃうか?みたいに一瞬思っちゃうほど好感触。
今回は新たなNAMプレイヤーとして登場したNAM Rigさんで進化したA2を試してみたよ、というお話。
NAMさん
NAMとは

NAM(Neural Amp Modeler)は、AI(ディープラーニング)技術を活用して実機アンプの音や挙動をリアルに再現する完全無料のオープンソース・アンプモデラーです。開発者はSteve Atkinson氏。
2026年6月にはA2へと進化。大幅な軽量化とキャプチャ精度の向上によりリアリティもアップ。
今や色んなハードウェアやソフトウェアにもNAMテクノロジーは導入され始めております。そしてこの度、NAMをPC上でより快適に使える凄いプラグインが出ましたよっと。
それが「NAM Rig」。公式MAMプラグインの「Gateway」よりも、正直言ってオススメです。
▼NAM
https://www.neuralampmodeler.com/
NAM Rigとは

プロデューサー・エンジニアのJordan Valeriote氏(Black Salt Audio等)とデベロッパーのBen Adams氏が、世界最大規模のNAMモデル共有プラットフォーム「TONE3000」と提携してリリースした無料プラグインとなっています。
キャプチャデータのロード枠が3つに分かれており使い勝手がとても良い。UI下部にはTONE3000にアップされているアンプモデルやペダルがズラッと並び、検索してから音を出すまで直通です。市販製品顔負けの便利さですわな。
でA2試してみたんですが、エエですわぁ(笑)。古い表現ですが、デジタル臭全然しない。お気に入りのアンプシミュレーターと軽く比較しましたが、NAM A2のリアリティは圧倒的だ。
▼NAM Rig
https://namrig.com/
TONE3000とは
TONE3000(トーン・スリーサウザンド)とは、オープンソースのアンププロファイラー「NAM」のトーンモデル(.namファイル)やIR(キャビネットインパルスレスポンス)を共有・ダウンロードできる世界最大級のプラットフォーム・コミュニティサイトです。
世界中のギタリスト、エンジニア、ビルダーが投稿したビンテージアンプ、ハイエンドアンプ、レアな歪みペダルなどのキャプチャデータがすべて無料で提供されています。アンプ単体、キャビネット込みなどキャプチャデータ数は膨大。
検索機能も充実してるので目的のものも探しやすいのではないかな。人気上位のアンプやキャプチャデータが豊富なモデルがオススメです。
NAM Rigと連携するのにアカウントの登録が必要になりますのでそこはご注意を。
▼TONE3000
https://www.tone3000.com/
ちょっとテスト
- Studio One 7
- MCabinet / MeldaProduction
- IRDX Core / Bogren
音録りました。下手なんでマジで簡単にコード弾いただけですけど、音の良さ伝わると思いまする。じゃら〜ん、だけでホント気持ち良いのよ。使用ギターはGibsonレスポール。
使用したソフトウェアですが、DAWはStudio One7で、プラグインはMCabinet+IRDX Coreという私のお気に入りのコンボ。オーディオインターフェースにはBlackstarのPolar2を使っております。
音源はそれぞれ2つ用意しました。アンプモデルは同じで、1つはTone3000上にあるEVHのキャビネットを使用したもので、もう1つはMCabinetとIRDX Coreを使ったものです。
Marshall AFD Head #2

TONE3000のデータをポチポチしながら、まず私が最初に気に入ったのがコレ。キャプチャデータ自体はこの一つしかないのですが「歪み中央値」的なバランスのよいドライブサウンド。とりあえず遊びたい時コレでいい。
キャビネットの違いはまぁ明確なんですが、TONE3000の中で取り合えず見つけた私好みのEVH。こっちの方がリアリティが高くそれ故に音が奥まって聞こえる。逆にMCabinetの方は前に出るブライトな音です。設定にもよりますけどね。どっちも好きよ。
Marshall 1959 BRBS SIR #36 Slash

気に入ったのがまたSlashモデル(笑)。おかしいなぁ。これキャプチャデータ無茶苦茶あるんすよ。クリーンからマディな音までたっぷりとござる。それ故に目当てのものが探しにくいのが玉に瑕。
これ好きですねぇ。これはEVHのキャビIRの方が良い。“馴染んでる”という表現が合ってるかと。とにかく違和感がない自然な音。サクッとこのサウンドで録音できるんだから市販品泣いちゃうよね。
このキャプチャ、是非お試しあれ。
Dumble ODS #102 Ford Hyper Accuracy+

本物を弾くことはないであろうDumbleのアンプモデル。これもキャプチャデータ滅茶苦茶ある。先の1959と同じく音を探すのが一苦労。クリーンから“らしい”図太いドライブサウンドまでキャプチャされてます。
このODS、私的には音源くらいの歪みで使うか、よりクリーンなサウンドが好み。スイッチも複数搭載しているアンプなのですが、このキャプチャデータにも歪み感やサウンドカラーが豊富に内包されてます。
これ一つあれば事足りるレベル。
Bogner Goldfinger 45 Experiment

このBognerも滅茶苦茶好きッス。クリーンから軽いクランチがとっても最高。しかし、私のプレイスキルだと粗が目立ってしょうがない(笑)。お聞き苦しくて本当にスミマセンね~。
なんやかんや、やっぱり私はマーシャル系のサウンドが好きなんだと再確認。それでいて扱いやすいものに自然と吸い寄せられてしまうのです。このGoldfingerはクリーンサウンドも秀逸なので、今回紹介したものだけで必要な音は出せるってぇ訳ですわ。
んでオールフリー!
終わりに
いかがでしたか?
今回選んだアンプモデルはどれも私のお気に入り。音量感が控えめなのが使いやすい。また低域がスッキリしてるものが個人的に好みです。Tone3000にはメサなどもありますが低音モンスターすぎる。
私の場合、キャビシミュはMCabinetやGenomeのを使いたいので求めるのはアンプモデルだけで十分なのですが、ペダルも中々面白そうなので今後沼ろうかと思っております。
NAM Rigの気になる点は、アンプシミュレーターと違いゲインやEQはキャプチャされたものの後処理になっちゃうとこかな。まあでもどれもそんなもんか。元のデータがある程度良くないと、的な部分はある。
後、Cantabile Liteで使用する際、✕ボタンでウィンドウをダイレクトで閉じると100%クラッシュする。Cantabile内の電源をオフにしてから閉じれば大丈夫ですが、ちょっと手間だよねぇ。
までもとにかく無料なので、NAM Rig、これは自信を持っておススメできます。

