ボーカリストが有する才能とは?〈前編〉

才能とは何でしょうか?

辞書的な言葉の意味としては、「生まれ持ったもの」となっています。

では、才能溢れると称される一流ボーカリストたちは、生まれた時から抜群の歌唱力を有していたのでしょうか?

これに対する回答は、おそらく多くの人が「ノー」と言うのではないでしょうか。

今回の記事では、ボーカリストの才能について考察してみたいと思います。

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「才能」と「努力」

まず、こちらの有名なお言葉を載せておきましょう。

「成功したものが全て報われるとは限らん。しかし・・・
成功したものは皆すべからく努力しておる!!」

はじめの一歩 第42巻より 鴨川会長のお言葉


引用、使ってみたかったんです(笑)。スミマセン。

しかしこの言葉、マンガでありながら当時の私の心に突き刺さりましたね。何もしない者が手にするものはない、と。また、「自分は本当に頑張っているのか?」と。考えさせられました。

特別なことを全くせず、やりたいことをやれている人も極々稀にいるかもしれませんが、あらゆる分野において、目的に達するために、学び、考え、行動し、自分を高めていく作業は必須だと思います。

それは苦しいことなのでしょうか?

努力はしないもの

皆さんは、「俺、努力してるわ~」と自分で思いますか?

もしそうだとしたら、少しズレてる可能性があります。客観的に斜め上から自分を見下ろしてみて下さい。やれてないことが見えてくると思いますし、自分の行動を「努力」という言葉に安易に変換してしまうのは好ましくないと考えます。

この私見は、自分の好きなこと達成したい夢目標に向かっている人に対するものであり、すべての人に当てはめている訳ではありません。

目標に向かい、邁進している人は「努力している」という感覚はなく、楽しくて夢中になり、ガンガン行動していきます。

理由は簡単。好きだからです!本気だからです。

「努力」というのは、自分で積み重ねてきた行動、歩みに対して言えるものだと思います。ある意味、自分自身で使う言葉ではなく、客観的に送られる評価と言えるのかもしれませんね。

才能は生まれ持ったもの?

辞書に挑戦するみたいですが、私はそうは思いません(笑)。これ言っちゃうと、生まれた時に運命が決定づけられることになりませんか?

更に、どの分野にて、どんな能力を発揮することができるかどうかなんて、ある程度成長しないと分からないはずです。

ですが、みんな天才が大好きです。間違いなく。
ただ注意してほしいのは、「天才○○」という名前を付けるのは、たいがいがメディアです。特に、突出した能力を見せる若い人達に簡単に用いられている気がします。

ではここで、何人か挙げてみたいと思います。

  • 藤井聡太 棋士
  • 張本智和 卓球
  • 平野美宇 卓球
  • 伊藤美誠 卓球
  • 福原愛  卓球
  • 石川遼  ゴルフ
  • 宮里藍  ゴルフ
  • 大谷翔平 野球
  • イチロー 野球
  • 浅田真央 フィギュアスケート
  • 芦田愛菜 子役
  • 安達祐実 子役
  • 松本人志 芸人

などなど。

新旧関係なく、今思いつく限り挙げてみましたが、結構酷い有様。
他人様の人生によく多大なるプレッシャーを簡単に与えられるな、と思います。

それに上記した皆さんは、私たちの想像が及ばない程の時間をその道のために費やしており、「天才」という言葉で一括りにするのはホント失礼極まりない。

鴨川会長、もう一度お願いします!

「皆すべからく努力しておる!!」

「才能」は開花させるもの。
情熱を持ち続け、やり抜く意思がなければ、そもそも何も生まれないと私は思います。

ボーカリストには非情な事実が!

ここまでは、何となく努力側優勢?な内容になっていますが、ことボーカリストに関しては、結構シビアな現実があるんです。

明らかに”壁”として立ちはだかる、自分の力ではどうあがいても変えようのない事実が存在します。それは受け入れなければならず、耐え難いことであるかも知れません。

それは・・・

後編に続きます(。-人-。) ゴメンネ

一気に書き切ろうと考えていたのですが、長くなりそうなので2回に分けることにしました。
本題は次回に持ち越しとさせて頂きます。特にボーカリストの皆様、申し訳ございません。

それでもぉ~、次回をお楽しみに!